前回の続きです。
株式とか投資信託のことが良くわからない人がもし投資信託で運用するなら,なるべくたくさんの銘柄を代表するインデックスファンド(例えば,日経平均225インデックスとかTOPIXインデックスなど)で,運用手数料率がなるべく低いもの(できれば年率で0.1%以下)を,一口当たりの購入額が変動しても必ず同額で毎月少額ずつ積み立てる方式にすれば良いです。このようなインデックスファンドをいくつか組み合わせて更に分散投資させるのも得策です。
さて,話を戻そうと思いますが,更に脱線しそうです。かつて村上ファンドの村上氏がメディアで「お金儲けのどこが悪いのでしょうか」というニュアンスの発言をされたことがありますが,当時はこれに対して,人間の本能としての金銭欲が悪いことだと根拠も無く理性で否定する輩が,道徳的とか教育上とかの一定の条件をつけて否定する人たちもいたようです。道徳的に金儲けのどこが悪いのか,教育上金儲けのどこが悪いのか,が全く理解できないのですが,最近では,学校教育でお金儲けの方法をきちんと教えるべきだと考る人たちも増えているようです。
会社のサラリーマンが世の中には一番多いのだから,給与所得は全く問題ない。
個人で事業を営んでいる魚屋さん,八百屋さん,肉屋さん,お医者さん,弁護士さんなどの事業所得も全く問題ない。
みんなが口座を持っている銀行預金などの利子所得も全く問題ない。
でも,
株式や不動産の売買をする人たちは山師だから,その売買益(譲渡所得)はちょっと胡散臭い。
株をやっている人たちの配当所得もちょっと胡散臭い。
競馬とか競輪をする人たちは特殊な人たちで,競馬競輪で儲かった一時所得(雑所得になるのかな?)には問題がある。
などなど
と言ったところでしょうか。
(続く)
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