有料老人ホーム「いでの郷」・訪問介護事業所・リハビリセンターであい・ 黒木居宅介護支援事業所の足跡

超高齢化社会。やりたい事が叶えられる様に。日々の足跡です。自己満足の趣味も含んだブログです。

野菜が成長と自己のメモリー

2016年05月26日 | 施設の花・作物

今朝ほどキュウリを収穫したのですが、画像がどっか行ってしまって見当たらないので、勘弁して下さい。

5本ほど収穫(画像は代理品)。大きさでヤクルト大でしょうか、熊本行ってる間に大きくなったんですね。

昨日は、勉強会でポジショニングがテーマでした。担当の外○くん、人前で話すのがどうも・・・とかなり緊張。。。

でも、理学療法士の2人に助けられながら、無事終了75分の長丁場でした。その後に体験談を考えてたのですが、中止しました。スタッフの帰りが遅くなるので、配慮?しました。

も少し、熊本体験を・・・

自分のメモリーとしてですので、面白くない方はスルーしてくださいね。

・ケアマネのボランティア募集での参加と言うことで、熊本のケアマネさんの後方支援と勝手に解釈して参加したのですが、実情はその前の段階、つまり実態把握。あら・・・想像と・・・。と思ってましたが、コーディネーターの説明で、状況理解していくうちに、やるべきことが理解できました。この説明がポイントを押さえていて、状況とやることの意味が理解できました。被災後で何が何だか・・・全てが手さぐりなんですから、何かをしに来たんじゃないんですよね。人手の援助に来たんですから。

・地元のケアマネさんと同行訪問で、実情が明確になりました。この事も大きな収穫で、最後に残るのは農家だ。意味判りませんよね。農家は米がある、畑に野菜があるんですよ。そして、近隣と物々交換してるんですよ。ちょっと判ってきました?。被災してても、ライフラインが寸断されても、何とか食の確保が出来るんですって。水さえあれば。後は、近隣との人間関係で、煮炊きしたものを交換したりして・・・。って相互扶助ですよね。ご近所付き合い大事ですね。友達も大事。身内も大事。皆大事なんですよね。

・訪問中、子供の事で行政に言いたいことがあると、内容は、子供が学校に行ける様になったが、先生が被災について子供に聞いてくると。子供が学校に行きたくないと訴えてくる。理由・・・被災、地震で子供も怪我をしたりしている。その当時の事を本人は忘れようとしている。なのに、聞かれてフラッシュバックをおこし、パニックになってしまう。教育委員会にそう伝えてくれ!。先生も心配なんですよね。判ります。でも、子供さんの心理も判ります。難し対応になります。心配だから聞くんですけど、人の心はその人にしか判りません。へたすると本人すら判りません。アセスメントって奥が深いです。

・被災された農家の方、農機具を引っ張り出して、家の前に置いてたそうです。昼に所要で外出されて、帰って来たら農機具が無くなっていたと。泥棒です。一応、警察に被害届を出して(交番より来て下さったそうです)、その後少し話したら、泥棒はいかん事。でも、何かに困って仕方なく持ち去ったのかもしれん。悔やんでも仕方ないから、人助けになったと思うよ。出てくるとは思えないから。だそうです。涙と鳥肌だったそうです。被災して、やっと何とか生活するための、道具を見つけたら、盗まれて落胆する暇も無く、さらに追い打ち・・・。でも、前向き。。。人を強くするんですね。でも、何が有っても泥棒は犯罪です。困ってるから盗んでいいとは誰も言いません。盗むのは人として許されない事です。

・車中泊、私も土曜日から月曜の夜まで体験しました。(イビキがうるさいから他者に迷惑かけない様にですけどね)体がだるいです。疲れは今でも取れません。でも、被災された方は、泊まってます。なぜ?家の中で揺れを感じると飛び起きる、壁が落ちて来そうで・・・と不安なために車中へ。病気も心配ですが、眠らないと体ももちません。究極の選択ですよね。避難所もプライベート確保の観点からも厳しい現状ですから。でも、こういって話が出来る様になりましたと。心も強くなられたんだなーと。

・6月に入ると、ボランティアの数が減ってくるそうです。現に5月の連休以降減少しているそうです。これを見られた方、難しいことでは無いです。高速道路の料金も益城町役場に電話、FAXされると直ぐにボランティア証明書を発行して下さるそうです。利用して下さい。その高速道路代金を熊本の飲食店や旅館に落としてください。これも復興支援です。熊本で生活する方は何らかの仕事から対価を得ています。衣食住全てです。消費する事で社会が回ります。

・昨日、宮崎県介護支援専門員協会の入会申し込みを行いました。組織は嫌いだ!群れるのは嫌だ!。とほざいてましたが、改心しました。宮崎は入会すると、宮崎市、宮崎県、日本と三段階に協会に入会するシステムになってるそうです。支援の輪を広げましょう。小さいアリでもライオンを倒すではないですが、団結する為には組織が必要です。そして何より、情報が必要です。その情報は、リアルタイムでなければ役を得ません。情報化社会には情報収集のツールを集めないといけないですね。

・被災地の現状は、写真や映像では伝わらないものがあります。パノラマ映像と写真映像の違いです。そして、何より話を聞いて肌で感じる必要があるかと思います。互いに声掛けてストレスを吐き出して、明日につなげる。隣や歩いてる人と挨拶する。それも話し相手で十分な手助けだと思います。職員さんは忙しいから・・・でも、職員さんも話がしたいんだと思います。はじめの一歩は、案外簡単ですよ。挨拶から入ればいいんですから。黙ってもくもくともいいですが、心のストレスは口を開いて発散、共有しましょうよ。

・感謝って言葉は綺麗ですが、段階があることを感じました。本当に感謝されると、感謝って乗り移ってくるんですね。相手の表情や語気、触れた手と手の力加減や手の温もり。相手の涙を見て、貰い泣くってありますが、感謝も貰えるんですね。50歳になって初めて体験しました。モノを貰って感謝する感謝と、命を助けてもらった感謝と重みが違いますよね。でもまだ上の感謝に気づいた感じです。力強い感謝。この感謝は人(自分含め)を強くそして、勇気づけてくれるもの凄いパワーを持ってる気がします。

・障がい受容ってありますが、今の被災を受けてらっしゃる方々は皆さん、前向き。受容されて、現実を受け止めて、一歩一歩、がれきを撤去して前に進まれてるんですね。家があって、食事して、風呂入って、寝て、仕事して対価を得て生活するといった通常の日常を感謝。そして、防災意識を持たないといけませんね。過去を見て悔やんでも仕方ない。が受容出来る間の葛藤はもの凄いものが有ると思います。受け入れて前を見る以外ない事に気づき、また、悔やんで、前向いて・・・繰り返しながら受け入れていくんですよね。

・被災した家(昼間)と避難所を行き来されてます。傾むいた家で寝泊まりされてます。インタビューしてしまいました。なぜ、帰って来るんですか?安全な所に引っ越したらどうですか?答えは、自分の家だし、ここ以外に行くとこないし、片付けないといけないし、ここが好きだからね。そうですよね。それが家のもつ力ですもんね。無意味な質問でした。敷地にテント張ってるかたもおられました。表現悪いですが、ぺったんこの家の横に洗濯物を干しておられる方も・・・。地元が・地域が人が好きなんですよね。

・訪問時ピンポンしても出てこられません。部屋から覗かれてるが判ります。不審者と思われてるんですよね、多分。かと思えば、満面の笑みで迎えて下さる方もおられました。人間関係もおかしくするんですね。震災につけ込む悪党。許せん。満面の笑みの方は、人が訪ねて来てくれた事が嬉しかったそうです。知ってもらえた事が嬉しかったそうです。弱者は手助けが必要なんですよね。うずもれない様に、報告・連絡・相談必要です。そして、感謝。。。

すみません。長々と。スタッフも見てくれてるブログなんで伝えたい気持ちが強くて。頭にあることをまとめて?みました。再度見直して整理しますね。すんません。

 


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