日本国内では、台湾産のバナナはよく見かけますが、台湾産の農産品は手に入り難い。バナナの値段は、フィリピン産等と比較して少し高価ですが、昔からある馴染の台湾バナナは定番品のイメージがあります。
現在、台湾産パイナップルが出回っています。今年は、台湾生産のパイナップルが、中国本土市場向けに出荷が出来ないため、日本向けに販路を広げたと報道されています。これを期に戦略を練り、日本向け台湾農産物の販路拡大を願っています。
まだまた、輸出できる農産物は多いはずです。費用対効果・価格・検疫等の問題はあるのでしょうが、ライチ・パパイヤ・グアバ・レンブー等々、拡販候補はあります。もっとも、台湾は半導体等を生産する工業国です。日本に台湾産物が並ぶのは、難しいかも知れません。
台湾パイナップルを調べてみました。
台湾パイナップル
金讃 台農17號 定番。3-5月と10-11月に出回っている。甘さ・酸味とも安定。
香水 台農11號 甘い。酸味やや強め。香りが独特。5-6月。
甜蜜蜜 台農16號 強い甘さ。キレイな黄色。3-8月ぐらい。
蜜寶 台農19號 強い甘さ。香りが桃のような印象。濃い黄色(黄金色)。4-10月。
牛奶 台農20號 白っぽい肉質。酸味の少ない、甘さ。優しい食べ応え。7-8月。
他にも釈迦、金桂花とかあります。
パイナップルケーキの餡に使われるのは1~3號の土パイナップル、日本で回っているのは、17号、イチオシは19号と聞いております。