鳥羽クラフト展会場までは175km、休憩なしで約4時間でした。
津市に入ってから弱い雨が降ったり止んだりし始めました。この位なら
朝になれば止んでしまうのではと「さすが晴れ男!影響力抜群!!」と
アクセル踏む足も軽く滑るように伊勢を越え鳥羽に入ると様相一変 !
暴風雨 !!! 今年の風の強かったイベントの出店者名簿を分析されたら
まずいな・・・などと想いつつ駐車場で仮眠をとりました。
6時過ぎに起き出すと雨は上がっていました。会場は所々水溜りができて
いましたがそれほどひどい状態ではありませんでした。
自由に出店場所を選べるので水はけの良さそうな所を選んでテントを
張って準備をしていると先に張ってあった後ろ側のテントの持ち主は
おなじみの LAPIN AGILE さん、そして少し遠くに東別院の朝市で斜め
向かいに出店されている作家さんの姿、その方が「東別院組だ!」と
やって来られてお隣さんが朝市参加作家さんということがわかりました。
少し離れた目によく入る場所には先週の丹波で1年以上ぶりに再会で
きた「人に優しく、女性にはその10倍以上優しい」我が師匠のお姿!
これで居心地が悪い訳がなく、陽射しが出て明るくなった会場と共に
楽しく過ごすことができました。
ただ、初日の終わりが近づいてくる頃になると翌日の天気に関する
嫌な情報が流れてきました。夜から降りだし開場くらいには止むも
強風が吹くなど気持ちが暗くなる話がほとんどで、諦めて帰ってし
まわれた作家さんもいました。沈みがちに主催さんに頂いた無料
入浴券を手に山の上に車で登っていくとなんと大浴場が3つもある
ホテルでした!私が選んだお風呂には私も含めて3人の貸切状態。
露天風呂で時々聞こえる船のエンジン音に耳を傾けながら「贅沢」
とは何ぞや ? 人間たまには贅沢しないといけない!と考えさせられ
ました。
お風呂に入り夜通し走って疲れているからよく眠れるだろうと思いきや
蒸し暑くて眠れません。寝袋には入らずマットに寝転んで団扇で風を
送っても汗がじっとり湧いてきます。うつらうつらしていると3時頃屋根を
打つ雨音が聞こえ始めました。4時半に相変わらずの雨音と涼しくなって
きたのでぎりぎりまで寝ていようと思いましたが予定通り起きて30kmほど
先の志摩の海岸へ向かうことにしました。もちろん広く美しい海を見て我が
狭く貧しい心を広く豊かにするためであります。
阿児の海水浴場に行く予定でしたが着いたのがその先辺りの海女さんの休憩
小屋らしき建物が並ぶ小さな浜辺でした。長靴、ヤッケ、傘の装備で雨の浜辺を
歩きます。楽しみにしていた伊勢湾を出た太平洋の浜辺です。端から端まで歩き
ました。
雨が強くなってきてテントなどが心配になってきたのでその他の場所は諦めて
戻ることにしました。えっ! 志摩の海の眺めはどうだったかって?・・・足元ばかり
懸命に睨んでいたので・・・。ウニの殻は見つからず。
会場に戻り始めるとまたもや暴風雨!鳥羽に入ると幾分雨風が収まっていまし
たが戻った会場には水溜りがたくさんできていました。様子を見ていましたが
雨が弱まってきた代わりに予報を思わせる怖いほどの強風が時折吹き始めた
ので残念でしたが私も出店を諦め撤収しました。
会場を後にしてすぐ伊勢うどんくらいはと食べましたがその後5時間走り通しで
帰宅しました。もっと余裕(遊び)を持って帰ってもよかったのではと反省しきりです。
「女」でよかった・・・と、しみじみ・・・笑
「(鳥羽クラフトの会場は)かつて海だったから風が強いんだよ~」と、以前お客さんが教えてくださいました・・・自然ってやっぱり抗えない。。。?
伊勢うどん、おいしそ~です♪
帰り道に、祭り見物…とは、ならなかったんですね(^_^;)かなり賑わっていたようです。
伊勢うどん、いかがでしたか?醤油のようなたれ…汁もない…しかし、この素朴な味が、piyoは好きです。定期的に、食べたくなります。
あ、ウニ殻…もっと南の海岸では、ゴロゴロと大小のウニ殻が取れるらしいです。
次回は、七里ヶ浜あたりをお訪ね下さい。
残念ながら私は男なので師匠の10分の1の優しさしか
知らないのです・・・。もう1日みんなで楽しみたかったね。
piyo さん
ぐぬぬぬ。もっと南ですか。大小のウニの殻がゴロゴロ
取れるエルドラドはもっと南にあるんですか・・・。
伊勢うどん、美味しいのですが素朴な味なので並盛り
一杯ではあっという間になくなって食べた気がしません。