昨夜散歩中に月の光に照らされてぼんやりと姿を現して懐かしく
思い日中写真をとってみました。
最近はほとんど見ることがなくなりましたが稲穂の天日干しです。
小学生の時に住んでいた所ではこの時期になると通学路(農道)の
脇に写真より高い2段掛けものがずっと、場所によっては両脇に
並び立っていました。いつもの道がなにやら秘密基地の通路や
迷路に見えて心躍った記憶があります。
天日干しを終え脱穀が終わるとわら束を立てて干します。
束ねた方を上に逆の方を広げて立てるので縦長の円錐状に
なります。それが私にはインディアンのテントに見え、それが
田んぼ中に立ち並んでいるので「インディアンの集落だ!」と
今の人にはわからないかもしれませんが、口を開け掌で塞い
だり開けたりしながら「ハワワワワワッ」とインディアンのまねを
したりしたものです。
今の子供たちには現在しか見られない景色があるのでしょう。
私の子供時代の秋の景色を久しぶりに思い出しました。
しまいますからね。結局懐かしさや風情というのは
「手間」の別名ということなのかもしれませんね。
しかし、今はみんな機械で刈り取り…直ぐに、玄米になって袋へ…便利な世の中になりましたが、風情はなくなりました。
こういう風景を見ると、ホッとします( 〃▽〃)