92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

飛騨高山散策 -「氷菓」をイメージしつつ-

2012-08-23 | 風景・花・夜景・星空
 「わたし、気になります!」……と言うことで、少し遅めのプチ夏休み(第一次)初日の目玉は飛騨の高山市街散策となりました。

 実は先月、誕生日を迎えた hiro くんへのお祝いとして、TVアニメ「氷菓」(京アニサイト)の原作小説である古典部シリーズ(紹介サイト)の第1巻「氷菓」をプレゼントしたところ、随分と気に入ってくれたらしく、後続の4冊や発売済みの DVD も買い揃えているとのこと。原作者の米澤穂信さんが岐阜県立斐太高等学校出身という経緯もあり、アニメで高山市街がふんだんに登場するため、せっかくだからリアル高山を堪能しようということになったのです。

 本来なら駅で情報収集というところなんですけど、無料で軽くクルマを停められる環境が駅前に見当たらなかったので、市内の有料駐車場にクルマを入れて、まずは飛騨高山アンテナショップ「まるっとプラザ」で情報収集することにしました。

まるっとプラザの「氷菓」コーナー まるっとプラザ 外観


 店内には「氷菓」のファン交流コーナーも開設(飛騨経済新聞より)されており、オリジナルの散策マップも配布されていますよ。

飛騨高山「氷菓」散策マップ


 ということで、この散策マップを参考に先ずは南下してみることにしましょう。

市街を流れる宮川 中橋


 「氷菓」の主人公、折木奉太郎の自宅前という設定になっている「一本杉白山神社」(紹介記事)です。境内にある「陣屋稲荷神社」ののぼりも印象的ですよ。

一本杉白山神社 陣屋稲荷神社ののぼり


 続いて訪れた日枝神社。春の例祭(山王祭)は、秋の例祭(八幡祭)と並んで「高山祭」(紹介記事)として知られているそうです。

日枝神社 日枝神社 参道


 参道も「氷菓」のオープニングで登場するのですが、その奥にある「荒楠神社」として登場する赤い鳥居は修繕中なのか撤去されていました。でも、「荒楠神社」の白い軽トラック相当として「日枝神社」の白い軽トラックが止まっていて、ちょっと感動ですよ。

「荒楠神社」の赤い鳥居は修繕中? 鳥居が立っていたと思われる穴 日枝神社の軽トラ


 ここから高山市街へ引き返し、「氷菓」で喫茶店「パイナップルサンド」のモデルとなっている「バグパイプ」さんで小休止。さらに古い町並みへ移動して、同じく喫茶店「一二三」のモデルとなっている「喫茶去 かつて」さんでも休憩しました。

古い町並み


 鍛冶橋まで来たところで、久し振りに「二四三屋(ふじみや)」(紹介記事)さんの「みたらしだんご」(70円)をいただきます。

鍛冶橋西 二四三屋のみたらしだんご


 かつては1本50円だった時代もあり、20円の違い(20円も上がってると言うべきか、20円しか上がっていないと言うべきか)から微妙に時の流れを感じますよ。

 その後は宮川に沿って宮川朝市通りを北上。至るところで「氷菓」のオープニングを感じることが出来ました。

宮川朝市通り(1) 宮川朝市通り(2) 宮川の鯉


 弥生橋の近くではアオサギの姿も見掛けましたよ。

弥生橋 アオサギ


 さらに北上して、「氷菓」(2クール目)のオープニングに登場した不動橋です。

不動橋(1) 不動橋(2)


 さらに北上して万人橋から少し東へ入ると、「氷菓」で入須先輩の実家が経営する病院のモデルだと言われる久美愛厚生病院(跡)です。久美愛厚生病院そのものは既に移転されているそうで、ちょっと廃墟感がありますよ。

病院跡地


 この裏手に「神山高校」のモデルとなった岐阜県立斐太高等学校があります。松本の人にとっては「白線流し」のルーツだと言う方が伝わりやすいかもしれません。

 夏休みなので学生さんは居ないかな、と思ったら、部活で登校している人が多かったので、写真は離れたところから少し撮影するに留めておきましたが、ここもアニメでバッチリ再現されていて感動的でした。

斐太高校前の橋 斐太高校への道


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