ジャズ屋たいこ屋

ダンモなジャズを愛するスウィングたいこ屋の能書き

良かったね 渡辺貞夫クインテット

2007年04月08日 12時11分59秒 | ジャズ
 6日金曜の午後7時から渡辺貞夫クインテットのライブに行ってきました。ライブを聞くのは、多分25年振りぐらいと思います。最後に聞いたのは、カルテットでの演奏で山新ホールでしたから。
 率直に言って、期待していた以上の内容で最高でした。休憩無しの1時間30分は、80歳に限りなく近くなっている年齢とは思えない体力とテクニックで、これから歳を重ねていく私にとっても、健康に気をつける事と練習を継続して行う大切さを教わった思いで、とてもいい勉強になりました。
 ナベサダさんのスタイルは、やれバップだとか、やれアフリカだとか言われているようですが、私が思うに日本情緒的な旋律と哀愁感は、アメリカのジャズにはないもので、いわば日本ジャズ独自の世界で『渡辺貞夫自身の世界』と思います。
 これからも健康で、いいフレーズのジャズを聞かせてもらいたいです。

 最前列のかぶりつきで、同行したG氏と一緒に『合いの手』を入れ、プレイヤーをノセまくりましたよ。「いぇー! 貞夫さ~ん!」とか言って^^
 

絶対リズム感?

2007年03月12日 20時56分00秒 | ジャズ
 「絶対リズム感」ってあるらしいです。私の師匠である高橋建三さんが言っていました。言わば、絶対音感と同じように絶対リズム感があると言うことのようです。あいにく私は絶対音感を持ち合わせておりませんし、ましてや絶対リズム感などというものは、これっぽっちも無いわけでありまして。
 この絶対リズム感はどういう代物か?と師匠に聞いたところ、そのほとんどが、生まれながらにして備わっているものだそうです。どういうことかと聞くと、一例で言えば、どんなリズムでも瞬時に理解でき、演奏中に変拍子になろうが、3拍フレーズ等の複雑なリズムに引っ掛けて入れようが延々と入れようが、その小節や流れが理解できるということらしいです。
 これは何もドラマーに限ったことでなく、ピアノを始め、弦楽器や管楽器に通じることだそうです。と言う事は、相手からどんなに崩されそうが、自分で崩して行こうが全然びくともしないと言うことなのかも知れません。
 プロのミュージシャンのなかで、当然絶対音感を持っていらっしゃる方はたくさんおられると思いますが、この絶対リズム感と言うものを、取り立てて意識しなくとも持っていらっしゃるのではと思うのです。また持っていない人でも、これに近い物を持っておられると思います。
 学習して身に付くこともあるでしょうが、最初からリズム感のないやつは大変だと思います。

かなりグッドな機材でしたが・・・

2007年03月08日 22時08分14秒 | ジャズ
 先日のオクテットでのライブで使用したキックペダルとハットスタンド、抜群の使い心地でした。^^
 キックペダルは、小音量に対応したセッティング(ビーターをヘッド寄りにセッティングし、スプリングを弱めに)を施し、その結果、思い通りにコントロールできたところです。さらに今回は、ゴムマットとペダルの間に、100均で売っているすべり留めのパットをあてがったところ、ものの見事に“止まり”ました。
 また、ハットスタンドですが、スプリングを弱めに調整し、かつハットの隙間を少なくしたことにより、思惑通り小音量に対応できました。このスタンド、短いロッドをチョイスしたことが、さらに良かったです。
 だけど、機材の選択より大事なことは、如何に自分の体をコントロールしていくかです。セッションになったら、否が応でも他人の機材を使わなくてはならないからです。だから私は、これからもフレシキブルに対応できるよう努めていくつもりです。

ライブは緊張するね

2007年03月04日 08時18分06秒 | ジャズ
 3月2日(金)、午後8時から山形市のオクテットでピアノトリオ主体でのライブをしてきました。途中にボーカルとアルトサックスも入っていただき、中身の濃いライブになりました。
 今回の企画は、ピアノの永井康さんとベースの斎藤淳夫さんにお願いして実現したものです。二人とも山形を代表するプレーヤーですので、足を引っ張らないよう心がけました。しかし、オクテットにはたくさんのお客さんがいらっしゃって、目と鼻の先で演奏する形となり、ミスショットの許されない環境の中、緊張の連続でした。
 特に初っ端の『It could Happen to You』は、ブラシを旨くコントロールできず大変でした。2曲目からは落ち着いてできましたが、やはり練習はしていても、本番のブランクが長いと、なかなか思うように行かないようです。超緊張でした。
 ボーカルの永井智子さんアルトの郷野さんありがとうございました。それと、オクテットのマスーターにはいつも感謝です。
 次は例のキックペダルとハットスタンドの使用感を述べたいと思います。

ハイハットスタンド

2007年02月11日 11時06分45秒 | ジャズ
新しく購入したフラットベース・ハイハットスタンドです。ここ数年、シンバルスタンドをフラットベース仕様に変えてきたので、ここは一つハイハットスタンドもっ!ってことで購入しました。(また物欲が・・・)しかし、思ったより重量があったのは少し不満かな?でも、ルックスといい、安定感といい、使いやすさはかなりのハイレベルのようです。
 このスタンドは長短二つのロッドを選べるのです。私は、これをコンボ用(別にビッグバンドでもかまいませんが)と割り切っているので、邪魔にならない短いロッドをチョイスしてみました。
 ドラマーの皆さんであれば経験していると思いますが、HHスタンドって意外と勝手に“遊びに行く”のですよ。ですので、昔は如何にして先に“遊びに行かないよう”固定するかが玄人筋だったのです。
 固定方法は、ガムテープで帯状に2本作り、それを三脚の2箇所にループして床面に密着させ、その上にガムテープで張っていたのです。こうするとステージでは勿論、きれいな床に対しても傷つけることなく固定することができました。
 今回購入のフラットスタンドは、三脚部に丈夫そうなゴムが付いているので、ゴムとしての摩擦抵抗も勿論期待できますが、それ以上にゴム部の上から3本のストッパーが貫通して付いています。だからいざと言うときはこのストッパーでの固定も出来るので、“遊びにくい”スタンドであると思います。
 後ほど、使用感を報告したいと思います。