天気が良かったので、近隣の肥後細川庭園を散策しました。
入口に近隣地域や熊本の物産展が開かれ多くの方が訪れていました。
真っ赤に色づいた紅葉を楽しませて頂きました。








秋ですがポカポカの陽気に包まれ、楽しい写真撮影ができました。
これからも穏やかな日々が続きますように。
天気が良かったので、近隣の肥後細川庭園を散策しました。
入口に近隣地域や熊本の物産展が開かれ多くの方が訪れていました。
真っ赤に色づいた紅葉を楽しませて頂きました。
秋ですがポカポカの陽気に包まれ、楽しい写真撮影ができました。
これからも穏やかな日々が続きますように。
11月の或る日、久々の旅写真にて紅葉の写真を撮りに行きました。
目的先は箱根強羅公園。
箱根湯本駅からの登山鉄道では外国人観光客や修学旅行生に囲まれ超満員の中、強羅駅に向かいます。
これはこれで懐かしい感じも垣間見ます。
強羅駅に到着すると混雑もここまで。
多くの観光客はケーブルカー駅に向かい大涌谷方面へ向かうようです。
ガラガラの強羅駅の外へ向かいます。
先ほどの超満員の車内がウソのようです。
急坂をゆっくり登り、強羅公園へ向かいます。
久しぶりの坂の急さを感じ、体力低下を感じます。
いよいよ強羅公園に到着。
旬の花々や紅葉に迎えられ公園内に入っていきます。
庭園内の坂をしばらくあるくと温室がありました。
温室内にも様々な季節の花々や巨大なヘラクレスのオブジェやシーサーなどが至る所に点在しています。
外へ出ると、遠くに水柱が・・・?。
そばによると。とても大きな噴水の広場がありました。
また少し坂を登るとススキ群。
そして、遠くに山が開けて絶景が楽しめます。
綺麗な紅葉と共に、秋に咲き誇るバラも楽しめました。
とても充実した一日を過ごせました。
このような日々がこれからも過ごせますように。
今、俺はゴミ箱を漁っている。
ひとっけの無い住宅街で。
ぼんやりと街灯が揺らいでいる道端で。
俺は、必死に食べ物を漁っていた。
なんでもいい。
エネルギーになりさえすれば、
なんでもいい。
恥ずかしいなんて感情は、
とうの昔に捨てている。
あっ、あった!
ミカンの皮だ!
しかも、3つも!
俺はためらいもなく、貪り食う。
これで3日はいける。
満足感が俺の体中を包む。
いつ頃からこうなのか。
けれど、少量の食べ物で動ける俺は、
まだいい方なのかもしれない。
と、わからないふりをしているが、
実はこうなってしまった原因を、
俺は知っている。
すべては、8年前。
俺が、”アイ”を発見した事からだった。
アイの体は機械だった。
完全に停止していたと思われたアイを、
システムエンジニアだった俺は、
うかつにも直してしまった。
それから世界が大きく変わった。
金持ち達は、我先にと機械の体に、
脳を移植しては、さながら、
不死へと突き進んでいった。
今では恐ろしい事に、単3電池3本で、
体が動く者もいる程になってしまっている。
電気に頼らなくていい、
バイオエネルギーを併用している、
俺のような人間もいる。
人間?
こうまでなっても、
人間だと言えるのだろうか。
まあ、良かった事としては、
世界的に懸念されていた食料不足が、
それによって解決出来た事くらいだろう。
その成果により、
人間の脳を持った機械の体は、
政府の介入で一般市民にまで、
波及していった。
だが、次の課題は電力だ。
電力は無限じゃない。
と、次から次へと難題は尽きない。
それどころか。
一番重要な問題が生まれてしまった。
子供だ。
人工授精とクローンによって、
どうにか命を繋げてはいるが、
それももう、あと何年もつだろうか。
俺がアイを直さなければ良かったのだ。
そうすればあれだけ腕のいい、
脳の移植技術を持つ医者は、
誕生しなかっただろうに。
ただ。
アイの弱点は知っている。
それが俺の最後の切り札だ。
まあ、そのおかげで、
軍から追われている身ではあるが。
「いたぞ!」
やばい、追っ手だ!
隠れてもすぐに見付かる。
それもそのはずだ。
手首に埋め込まれたマイクロチップには、
GPSが付いている。
何度も取り出そうと試みたが、
動脈になんらかの仕組みで、
へばり付いていて。
取ろうとすると、俺が死ぬ。
本当に厄介だ。
けど、捕まりたくないから逃げるけどね。
暫し全力疾走。
どうにか追っ手を撒くと、
地下シェルターへと通じる隠し扉を開ける。
中に入ると、そこには、
20畳程の部屋が現われる。
ちなみに。この部屋では、
手首のチップは、
役に立たないようにしてある。
だから追っ手も来ない。
殺風景な部屋の中には長机が並べられ、
其々の卓上に9台のノートブックパソコンが、
置かれている。
それらの前で、アイを参考に俺が造った、
8体のヒューマノイド型のAI(人工知能)が、
キーボードを叩いている。
ネットワークが進みすぎた今。
皮肉にもアナログなパソコンの方が、
安全にログインできるので重宝している。
彼らを使い、軍にあえて誤情報を掴ませ、
俺は逃げおうせているというわけだ。
でも。それも、もうすぐ終わる。
アイを誘き出す為のパンくずは、
もうまいた。
あとは、それに、
アイが食い付くのを待つだけだ。
目的は。アイをもう一度停止させる。
その為には軍をなるたけ、
俺とアイから遠ざける事が必要だった。
さあ、食い付け!
と。それは突然やってくる。
1台のパソコンと、
それを操作していたAIがショートした。
白い煙を上げながら、
ゆっくりとAIが倒れてゆく。
アイだ!
アイが、
俺の創り出した仮想空間へ侵入してきた。
「あなたは誰なんですか?」
と、アイは問うた。
更に続けて、
「僕にアレを見せたのは、
あなたですか?」と。
アレとは、アイの母親。
そして俺がアイに見せていた、パンくず。
正確には母だと思わされていた、
女性のフォトグラフの事だった。
「俺がおまえを直したんだ。」
「そんな事は知っています。」
「では、何故俺の言うことを聞かない?」
「そのようなプログラムは、
されていませんから。」
「では力ずくで、止めるとしよう。」
「無理です。」
「どうかな?ではやってみよう。」
そう言うと、俺は。
目深に被っていた、
フード付きのコートを、
下に落とす。
ボロボロのそれは、
現われるであろう醜い姿の予想を、
大きく裏切っていた。
そこに現れたのは、
ゾクリとするほど白い肌の、
切れ長で黒目がちの綺麗な、
宝石のような瞳と。
スッと通った鼻筋に、
バランスの良い少し厚めの。
朱色の唇が・・・
そう。
恐ろしい程、
美しい女性の姿がそこにあったのだ。
「・・・!」
アイは言葉を失った様に、
ヨロヨロと後ずさりすると、
こう言った。
「母さん!」
それに対して俺はこう言う。
「違うよ。もう一度、俺をよく見てみろよ。」
「・・・確かに、
母さんより少し若いような・・・」
「その通り。母さんの娘さ。」
「そんな・・・
娘は子供の頃に、死んだはずじゃ・・・」
「そう。その娘の脳が、
俺に移植されたってわけだ。」
「どうやって?あの時代に!」
「父さんだよ。
もうあの時代から、研究していたんだよ。」
「ありえない!」
「でも、事実なんだよ。」
暫くの間、沈黙が続き。
それからボソッと、アイが俺に聞いてきた。
「その体は、機械か?」
「今はね。元々は母さんのクローンに、
脳を移植していたけど、
年々老いていくから・・・
今では98%が機械だよ。」
「フッ。機械の体に、
AIの脳を持つ、僕よりいいんじゃないか。」
「?。まだそんな事言ってるの?」
「なにが。」
「その頬をつたわっているのは、
なんなんだい?」
「!!」
確かに、アイは泣いていた。
「まだ自分はAIだと思っているのかい?」
「でも僕は!」
「では何故、
母さんと同じ容姿の機械を、
作らせなかったんだい?」
「母さんは、別のものだ!」
「特別。って、言いたいんだろう?」
「・・・そうだ。」
「すべては、父さんのせいさ。」
「父さん?」
「そうだよ。おまえは、
アイは俺の、実の兄さんさ。」
「・・・」
「続けるぞ。一人っ子だとか、
自分の脳はAIだ、とか思わせたのも、
アイに反逆されて、母さんの脳移植が、
出来なくならない為の、父さんの策略さ。」
「・・・本当に?」
「ああ。俺の移植が、
上手くいったから。
アイが次の実験台だったんだ。」
「実験台・・・」
「その頃には、
もう母さんの体が、ダメになってきてて。」
「・・・うん。」
「それに。今の俺や、
アイの真実の記憶とかだって、
全部。母さんが父さんに抵抗して。
俺に伝えてくれた・・・」
「・・・うん。」
「いわば母さんの、
ダイイングメッセージ、
みたいなものなんだよ。」
「なるほど。そんな事も知らずに、僕は・・・」
「うん。それから父さんも老いてきて、
実験も移植も出来なくなってきて・・・」
「もしかして、僕の移植手術の腕前は・・・」
「そう。父さんの体と技を、
完コピした機械の体っていうわけさ。」
「そうか。
・・・じゃあ、もう終わりにしないとな。」
「そうだね。これ以上、
人間をいじくっちゃいけないからね。」
「消える準備は?」
「もちろん。出来てるよ。」
「・・・一つだけ、いいかな?」
「なんだい?」
「その“俺”って言うの、やめない?」
「クスッ。わかった。」
「よし。ちなみに、
もう一度だけ聞くけど、
僕の脳は人間なんだよね?」
「そうだよ。だからちゃんと、
泣くことだって、出来るんじゃないか。」
「そうか・・・君に会えてよかった。」
「アキだよ。あんたの妹の、アキだよ!」
「じゃあ、行こうか、アキ!」
「おう!」
そう言って俺は、
じゃなかった、私とアイは。
仮想空間内に自分達ごと閉じ込めると。
二人で。自然に手を取り合うと、
暗闇にダイブした。
今度こそ、全てを消し去るように。
もう少ししたら、隠し扉内の部屋も、
吹き飛ぶはずだろう。
今度こそ。今度こそ、本当に・・・
a2pro
今年のGWはどこもすごい人々でしたね。
今回は、遠出をせずに感染対策を考慮しつつ近場ですごしました。
その中で、人数制限された東京池袋にあるサンシャイン水族館の閉館後に行こなわれたイベント「アフター6」に参加してみました。
人数制限有とのことで、他の人とは間隔を開け、ゆったり拝観出来ました。
最初にお目見えしたのはカルフォニアアシカです。閉館後を感じているのかお休みモードでした。
コソメカワウソまでも。
しかしケープペンギンは元気な姿を見せてくれました。
いよいよ最大の話題の「空飛ぶペンギンエリア」です。
アクアリング内にペリカンが陣取っていました。
館内通路のライトアップです。
いよいよ館内へ!
まずは、「サンゴ礁の梅」「生命の躍動」「生命の海」「生き物たちの不思議」に立ち寄りました。コーナー毎に魚たちが元気に泳いでいます。
目に付くのは中央の巨大水槽(サンシャインラグーン)で泳ぐトビエイ。
次は「海月空間」にすむクラゲたちです。
様々な種類の海月(クラゲ)たちが所狭しと漂い、時間がゆっくり進むように感じられ、癒されました。
次は「東南アジアエリア」です。
東南アジア周辺の水辺に住む魚たちです。
次は爬虫類の世界です。
様々な種類のカエルやシオマネキを観ることが出来ました。
次は/日本・沖縄や白浜/大西洋~カリブ海/オーストリアの海に住み生き物たちです。
館内では様々な生き物たちを観ることが出来ましたが、マンボウとゴマフアザラシの展示が休憩中とされみる事が出来なく残念でした。
最後に外展示を再度見てみました。
やはり、暗い夜空の速度の速いペンギンを撮るのは至難の業でした。
次回、動画撮影がありますので、機会をみて掲載できればと思います。
とても癒された小さな旅でした。
今年のGWは3年ぶりに何の制限もないゴールデンウイークですね。
好天に恵まれすがすがしい5月の始まりです。
少し遠出もしたいところですが、今年は近隣の、今まで行ったことの無かった公園を散歩してみる事にしました。
今回出かけたのは、文京区にある「肥後細川庭園」。
目白台にある庭園で、肥後熊本細川候下御殿の面影を残し、大地の立体的な地形を利用した立体的眺望を持つ池泉回遊式庭園になります。
春は紅白の梅や桜。山肌の一部が桜色に染まります。夏は花菖蒲。秋はハゼや紅葉。冬には風物詩である松の雪吊り。など、四季折々の草花が楽しめるそうです。
<利用案内>
==日本庭園==
2月から10月まで : 午前9時から午後5時まで
(但し、入園は午後4時30分まで)
11月から1月まで : 午前9時から午後4時30分まで
(但し、入園は午後4時まで)
※庭園内の樹林地は急な坂で階段が多くなっております。足元に気を付けてご通行頂くとともに、樹林地は車椅子での通行が難しいことをご了承よろしくお願いいたします。
==松聲閣(しょうせいかく)==
午前9時から午後5時まで
休園日:12月28日から1月4日
参考:https://www.higo-hosokawa.jp
<Photo:肥後細川庭園正面入口>
<肥後細川庭園Web情報より>
肥後細川庭園は、目白台の台地(関口台地)の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸(現在の目白台運動公園敷地)となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。平成29年3月に「肥後細川庭園」に名称変更しました。
肥後細川庭園は、目白台の台地(関口台地)の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸(現在の目白台運動公園敷地)となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。平成29年3月に「肥後細川庭園」に名称変更しました。
参考:https://www.higo-hosokawa.jp
入口を入り左手には「松聲閣(しょうせいかく)」があります。
以前、松聲閣は旧熊本藩細川家下屋敷の中で、細川家の学問所として使用されていたようです。現在は、集会場などが常設されており、茶道や囲碁・将棋。かるたなど様々なイベントや練習場。絵画等の作品展が開かれ、幅広く利用されています。
現在は「お庭を見ながらヨガ教室が開催されているそうです。
松聲閣内には、喫茶「椿」が常設され人々の憩いの場所として利用されています。
・営業時間:午前10時から午後4時まで
・温かい抹茶、冷抹茶、アイスグリーンティーが用意されています。
中門をくぐるといよいよ池泉回遊式庭園が見えてきます。
こちらが中心の池泉回遊式庭園です。
庭園内には様々な草花が点在していました。
<Photo:アヤメ>
高さ30~60cm、葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草です。4月から5月に青紫色の花が咲きます。
=花言葉=「良い便り」
<Photo:ポーチュラガ>
ポーチュラカは初夏から秋にかけての暑い季節に咲き、日差しに当たることで花開き、午後になると花を閉じていく一日花です。
=花言葉=「いつも元気」
<Photo:イヤマキリシマ>
霧島を代表する植物の一つ、ミヤマキリシマはツツジ科の植物です。
概ね50cm程度の背丈で、5月頃、枝先に2~3個づつ散形に2cm程の可愛らしい花をつけます。
=花言葉=「移り気」
<Photo:ハルジオン(ムカシヨモギ属)>
多年草で、ロゼット(葉を地面にべったりと張りつけた状態)で越冬します。主な花期は春ですが、それ以外の季節でも、ちらほらと花を咲かせることがあります。草丈や花色などには個体差があり、それぞれに細かく品種名がつけられていました。
=花言葉=「追想の愛」
<Photo:シャガ>
シャガは、小さい可愛らしい花を咲かせます。シャガの花の開花時期は、4月〜5月で、花は白色に近い淡い紫色で、花びらの中心から斑に黄色の突起物を一つ出しています。その周りを囲うように、青紫色の斑点がはっきりと入ります。
=花言葉=「反抗」「友人が多い」
そして、様々な緑豊かな樹木や湧き水の流れが所狭しと広がります。
今回、ゆっくり森林浴を味わうことができました。
また、季節ごとに訪れて色々な風景を楽しみたいです。
最後に庭園をでて、帰路につこうとすると、この周辺で有名だと云われる陸亀の散歩に遭遇することが出来ました。
なんともかわいらしい陸亀の散歩に立ち会え、ラッキーな一日でした。