心が引き付けられた絵と詩があった。
それは、いつも行く歯科医院の待合室にあった。
星野富弘さんの詩画集の本。
24歳で中学体育教諭になり、そのクラブ活動の指導中に頸髄を損傷の大けが。
首から下の機能を失ってしまうのですが、
9年間の入院生活中に、口に筆をくわえて文や絵を書き始めるのです。
生きる力と優しさ、包み込む慈愛の言葉がそこにはあったのです。
そんな折、「伊那谷 星野富弘花の詩画展」のパンフレットを見たのです。
伊那文化会館で10日~21日まで開催中。
もう、絶対見たい。しかも今日しか行く時がないと思って出掛けました。
美術展示ホールでは、100点の星野さんの作品に出合えるのです。
入ってすぐ、「折れた菜の花」で釘づけです。
1点1点、丁寧に描かれている花の絵と、添えられた詩を読んでいきます。
中ほどに来ると、涙が流れてきました。
母の手は菊の花に似ている…とお母さんへの想いに。
いのちが一生懸命自分を生かしてくれる。
苦しみによって苦しみから救われ、悲しみの穴をほじくっていたら喜びが出てきた。
生きるって、おもしろいと思う。
シンビジューム
見終わって展示室の外で、絵はがきや本を感動のままに買ってきました。
絵はがきは額縁に入れて飾ってみよう!
「いのちより大切なもの」詩画集は自分に勇気をもらえるような本。
ありのままの自分を好きになろうと思える。
ありがとう、星野富弘さんの詩画集との出会い
ありがとう、伊那谷「星野富弘花の詩画展」を開く会の実行委員会の皆様。
今日のおやつ。
餃子の皮に生りんごを包み、揚げて塩をふっただけの「ホットアップルパイ」
パリパリで2つ、3つと食べてしまいます。
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