『バルビゾンへの道』に行って来ました。
って言うか、今日は台風27号接近の日。
月曜の頃の予報では、もろ直撃だったんですが、
週末に近づくにつれ、徐々に日本列島からは離れる方向へ。
実際今日は、少し雨が強かったものの、
先日の台風26号の様な大混乱にも至りませんでした。
とは言うものの、台風ですので、少し様子を見てから出ることに。
渋谷に到着した時点でも、まだまだ本降りの雨。
いつもならば歩いて渋谷駅から行くところですが、
さすがに雨の中あの距離を歩くのは嫌だなぁと言うことで、
東急百貨店東横店から出ている、東急百貨店本店行きの
循環バスを利用してみました。
ぶっちゃけ、バスを使う距離ではないですが、
雨の時は非常にイイですね(^^)v
結局、いつもの様な開場直後の頃ではなく、
お昼ごろの到着になりました。
中に入ってみると、ガラガラ。
台風だからですかね?
あるいは、やっぱり後藤美術館の知名度の問題?
でも、空いていて落ち着いてみることができるので、
こちらとしては、むしろ歓迎です。
非常に写実的ですね。
描かれている内容が、クッキリ、ハッキリです。
その後の印象派とは全く異なります。
バルビゾン派には、ルソーとかコローとかミレーが
含まれるそうです。
って言うか、そのくらいしか知っている名前はない・・・。
それらの画家の絵が出て来るまでは、知らない名前ばかりで、
不安になってしまいましたよ(苦笑)。
そんな知らない画家の一人ですが、
ジャン=ジャック・エンネルの《荒れ地のマグダラのマリア》は、
今まで見たことが有るマグダラのマリアの絵とは一線を画しますね。
なんか、落ち着いて普通に寝ているような絵でした。
マグダラのマリア絵画のイメージが変わりました。
あとは、ジョン・コンスタブルの《少女と鳩》(グルーズの模写)も
非常に印象的(印象派ではないですが(笑)。)
なんだろう、少女が印象的な感じです。
ミレーの《庭にて》も、中々興味深かったです。
同じ作品が、アメリカのボストン美術館にも有るらしく、
これは、画家本人によるコピーらしんですが、
パステル画なんですよねぇ。
なんか、絵本とかの挿絵みたいな、優しい感じの絵です。
それらの中、何と言っても、一番衝撃的だったのが、
ジョアッキーノ・パリエイの《夜会》
なんか、劇とか映画のワンシーンみたい。
クッキリ、ハッキリだし。
見終わる頃には、客も増えてきていたので、
台風or雨の影響で、ガラガラだったのかな?
まぁ、それでも、物凄く混むという事はないと思いますが。
名称 | 山寺 後藤美術館コレクション展『バルビゾンへの道』 http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_yamadera/ |
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会期 | 2013年10月20日(日)-11月18日(月) |
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム |
当日観覧料 | 一般1300円、大学・高校生900円、小・中学生600円 |
開館時間 | 10:00~19:00(但し、金・土は21:00まで) *入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 期間中無休 |
巡回展 | 2014年4月26日(土)-6月15日(日) ひろしま美術館 |