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20100506 大人の社会科見学 vol.5@SHIRASE(その2)

こちらは、観測隊員寝室。

自衛隊員の居室とは違い、机が有る上に、基本二人部屋です。
居住性は、こちらの方が遥かに上ですね。

そしてこちらは、オブザーバー寝室。

観測隊員以外の人物、報道関係者とかの寝室に使っていたそうです。
あと、女性隊員の寝室にも使っていたりするそうです。
広さは、一番広いですね。

こちらは観測隊事務室。


観測隊事務室の隣に、観測隊長公室。

観測隊長の寝室は、どこなんですかね。
普通は、公室の隣にあるんですが、
今回は見学できませんでした。

そう言う、観測隊居住区の廊下の壁に、この様なイラストが。

「南極での作業服装」とあり、防寒の服装・ヘルメットはモチロンのこと、
サングラス・リップクリーム・日焼け止めクリームとか
書いてありました。
南極は、日差しが強いと言うか、照り返しが強いと言うか、
そう言う環境ですからね。

そしてこちらは、観測隊浴室。

自衛隊員浴室より、狭いかも。

観測隊居住区の部屋は続きます。
こちらは、観測室。

電算システム(サーバ類)を積もうとして、
架を置けるように二重床にしたそうなんですが、
予算がなくなって、サーバ類は積めなかったそうです。
結局、廃棄物処理室として使っていたそうです。

そして現在、幾つかある観測室を利用しています。

これは、北極の海図なんですが、極地の氷を観測して、
極地通過ルートを探るプロジェクトを進めているそうです。


ヘリ甲板に出ました。

この日は風が強くて、5~7mくらい有ったと思います。

ちなみに、ヘリ格納庫の上にあるこれが、
ヘリの離着陸を管制する管制室です。


ブリッジに上がります。

お約束の舵輪です。

現行しらせは、こちら。

隠れて良く見えませんが、普通の黒いハンドルです。

既に退役した艦なので、普通は見れないエリアも見れました。
その部屋の入口のドアには、こんな掲示が。

操舵室裏にあるCICです。

中は、こんな感じ。

これは、入口から奥の方向。

こちらは、奥から前方。


砕氷艦は、非戦闘艦ですが、CICはあるんですね。
もっとも、武器管制と言うより、航路の管制と言う感じで、
前方には、こんな状況表示盤がありました。

もっとも、非戦闘艦とは言っても、
海賊対策として、小銃等は積んでいたらしいです。

こちらはCICの隣の部屋、海図室です。

この引き出しに海図が格納されていた訳です。
この引き出しは、揺れる南氷洋で簡単に出て来ない様に、
一旦上に上げてから引き出す作りに鳴っているそうです。

操舵室に戻ります。
推進軸の制御装置です。

SHIRASEは、推進軸は3軸なので、3つの操作レバーが有ります。

そして、その推進軸制御装置には、「変速標準表」と言う、
プロペラ回転数と速力の関係、そして、その速力に達するまでの時間の表が
書いてありました。


操舵室のお約束です。

右舷の艦長席と

左舷の副長席です。

そしてそして、自衛隊からは除籍されたはずなんですが、
ラッパが残っていました。

どういう事?

ブリッジから出ます。
「なるべく現役当時の姿のままで」と言う言葉に偽りなく、
救命艇も残っていました。


でも、所々現役当時とは違うところも。

救命浮輪は、この様になっていました。

そうそう。
この日は天気が良かったので、こんなモノも見えました。

東京スカイツリーです。
(写真は、よく見えるように強調してあります。)
デジカメの望遠を最大にして撮ったので、
中々撮るのには苦労しました(苦笑)。

見学の最後は、外に出て艦首部分で記念撮影。

「SHIRASE」の表示は、今回のウェザーニュースでの取得に伴い、
書き込まれた表示です。

以上で見学終了です。
集合から解散まで、ほぼ2時間の見学コース。
普通の艦船公開では入れない所にも入ることができたと言う事と、
説明が、ウェザーニュースの社員が、説明しているので、
観光地的なスレ方はしていなくて、新鮮で素朴で良かったです。
機会があれば、また行きたいと思います。

SHIRASE[しらせ] http://shirase.info/
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