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20240706 大人の社会科見学 vol.56@空挺館一般開放

なんか、一気に夏になってしまいましたね。
まだ梅雨は明けてないんですけどね。

そんな真夏の昨日、陸上自衛隊習志野駐屯地にある
空挺館という展示施設の一般開放が行われたので
行ってきました。

この空挺館の一般開放は、
数カ月ごとに行われているもので、
今年は7月で3回目。
次は10月16日に予定されています。
(詳しくは、第1空挺団のHP参照)

ちなみに、開放日は、一日中解放されているわけではなく、
午前8時半から12時までの午前中のみ。
受付は11時半で終了となっています。

自衛隊駐屯地の警備は、どこも厳しいですが、
ここ習志野駐屯地は、一段と厳しい印象です。
駐屯しているのが第1空挺団という事もあるんでしょうかね?
警衛当番が銃を持って立っています。
弾丸があるかどうかは不明ですが。

そんな営門を緊張のまま通過します(笑)


営門に立っている人が、「受付はあちらです」と
教えてくれるので、それに従いましょう。

受付の際には、住所・氏名・連絡先の記入が
求められます。

これは、他では経験したことがありませんね。
まぁ、他の自衛隊施設を見学したときは、
駐屯地や基地自体が一般公開というときでしたが、
この日は、空挺館は一般開放しますが、
駐屯地自体が公開されているわけでは無いですからね。

受付をすると渡される入門証

航空自衛隊入間基地の修武台記念館
見学に行ったことがあるんですが、
その時も、こんな感じのものが渡されました。

空挺館の手前に、記念碑がありました。

こちらは、軍馬慰霊の碑

元々騎兵連隊の場所ですからね。
空挺館も、騎兵連隊の訓練を天皇や皇族が
見るための施設という歴史があります。

そして、軍馬慰霊の碑の前に立っているのが、
軍人勅諭下賜50周年砲弾型記念碑

なんで砲弾型?

そして、こちらは、軍馬慰霊の碑と
軍人勅諭下賜50周年砲弾型記念碑の説明板


やっと空挺館に到着。


正面です。
松江城内に、興雲閣という建物があるんですが、
それに似た雰囲気を感じました。

空挺館に入ると、正面にはこんな階段

イイ感じですね。

階段を上った正面にある扁額

空挺の標語“精鋭無比”書いてあります。

空挺館の1階には、第1空挺団の展示がされています。
各パラシュートも展示されていたのですが、
展示ケースのガラスの映り込みが激しく、
泣く泣くこちらには出しません。
過去からの進化みたいな感じで、昔から今までの
パラシュートが展示されていました。

数少ない撮影に成功したのが、こちら、
第1空挺団に属する各部隊のワッペンです。

あまり意識していませんでしたが、
部隊規模が団なので、そりゃ、
これほどの部隊が所属していますよね。

こちらはレンジャー課程学生の必携品

缶詰とか、MREとかもあるんですが、
レンジャーって、
蛇を食べるんじゃないんでしたっけ?
まぁ、毎日蛇を食べるわけじゃないか。

元々天皇や皇族を招くための建物という事で、
ところどころ豪華です。

ドアの上の装飾がこれですからね。

2階にあがると、そこは、旧陸軍関係の展示。
旧陸軍の空挺と言えばパレンバンですが、
それ関連の展示ももちろんあります。

そして、習志野は騎兵の地でもあるわけですが、
バロン西こと、西竹一関連の展示もありました。
西に関しては、硫黄島戦の最中、
『バロン西、我々はあなたを失いたくない。出てきなさい』
と米軍が投降を呼びかけたという逸話が有名ですが、
これを聞いたという人はおらず、実はこれは、
創作であるという可能性が指摘されています。

正面玄関の上に、馬見所がありました。

元々、天皇や皇族が馬術を視察するための
施設ですからね。

天井はこんな感じ

ここだけ紫色になっていました。

これは、貴賓用椅子

ここの最寄り駅が、今のJR津田沼駅なのですが、
昔は、天皇・皇族方が数多く津田沼駅を利用したので、
その津田沼駅にあった貴賓室の皇族用の椅子だそうです。

いまも、一部のJRの駅や私鉄の駅には、
まだ貴賓室があるんですよね。
有るのは、皇族が行かれるようなところの
最寄り駅の様です。

旧陸軍演習場と、いまの自衛隊駐屯地・演習場の比較

赤枠が旧陸軍演習場で、
緑に塗りつぶされているエリアが
いまの自衛隊駐屯地・演習場。
昔はめっちゃ広かったんですね。

空挺館の外にも少し展示があります。
空挺館の向かって左側です。

これは、備える防人像


そしてその隣に、九四式37mm速射砲



これで、空挺館一般開放から退出です。
いやぁ、いいもの見られました。

ちなみに、習志野駐屯地には航空自衛隊も同居していて
そちらは習志野分屯基地と言っています。

パトリオットを運用している第1高射隊が
所在しています。
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