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20200105 大人の社会科見学 vol.54@特別公開『高御座と御帳台』

令和二年、初博物館。

東京国立博物館で2019年12月22日から行われている
高御座と御帳台の特別公開に行って来ました。

とーぜん激込みと言う事らしいので、
開場間もない、10:00a.m.頃の到着。
この特別公開だけ見る場合は、特別パスをもらって、
無料で入場できる様です。
ただし、その場合は、総合文化展(常設展)は、
見ることが出来ません。

別途、『博物館に初もうで』を見ようと思っていたので、
有料のゲートから入場します。

この特別公開を見るときは、手荷物検査があります。
と言っても、カバンを開けると言うタイプの検査ではなくて、
探知機のゲートを通るだけなんですけどね。
空港とは、ちょっと違うタイプのゲートでしたね。
ちなみに、引っかかっている人はいませんでした。

こちらが、高御座と御帳台

手前が高御座で、奥が御帳台

逆側のアングル

手前が御帳台で、奥が高御座です。

実は、この二つ、京都御所を見に行ったとき、
物凄く遠くから見た事があるんですが、
こんなに近くから見るのは、もちろん初めて!

大正天皇が即位する際に作られてモノです。
立派ですね。
通常は、上記に記したように、京都御所で保管されていますが、
今回の、お代替わりに際して、京都から東京に運ばれてきました。

こちらが、高御座


こちらは御帳台


今回の平成から令和へのお代替わりの際の即位の礼では、
両陛下は、ぞれぞれ高御座と御帳台の後ろから入られた訳ですが、
後ろはこんな感じになっています。

後ろから入る前提の作りなんですね。

これは、今回の即位の礼の際の配置図。


平成館の企画展示室では、『天皇と宮中儀礼』と言う
企画展示が行われていたので、
そちらにも行って見ました。

《高御座図》がありました

後ろの階段も描かれているので、
横から書いたイメージですね。

こちらは、江戸時代の即位礼の模様を描いたもの。

この頃って、御帳台は無くて、高御座だけなんですよね。
高御座は、右奥に位置しています。

そして、こちらは、大正天皇の即位礼の模様。

この時に、御帳台が設けられました。

高御座


御帳台


中に、それぞれ天皇と皇后が入っている設定の様です。

いやぁ、良いもの見させてもらいました。
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