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東京国立博物館 『インドの仏』

今日は、今週火曜日から、東京国立博物館で開催中の
『コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流』と
『博物館でお花見を』に行ってきました。
まずこの項では、
『コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流』の方を。

通常この手の特別展は、平成館で行うんですが、
現在平成館は、リニューアル工事のために閉鎖中。
今回の会場は、珍しく表慶館です。
表慶館という名前から想像したとおり、
皇室に関連して建設されたたてもの。
大正天皇のご成婚(結婚当時は皇太子)を記念して
開館したものだそうです。

いつものように、音声ガイドを520円でレンタル。
今回の展覧会では、日経新聞、BSジャパンが主催者に居るということで、
ガイドは、日経系列のテレビ東京の塩田真弓アナ。
なんでテレビ東京は、素直に主催者にならなかっただろう?

今回の展覧会は、“仏”にフィーチャー。
ロゴも、手塚治虫のブッダを彷彿させる感じ。
インド仏像大使のうらじゅんさん、いとうせいこうさんの影響でしょうかね?

内容的には、“仏”にフィーチャーと言うことで、
仏像誕生以前の頃からの話から始まります。

仏像が誕生する前はどうしていたか?と言うと、
法輪などをその象徴として用いていたそうです。
宗教には、有りがちな話ですね。

あとはやっぱり、ブッダにまつわる話でしょうか。
2000年近く前のものなのに、風化すること無く、
彫刻の細かいところまで残っているのにはビックリしました。

インドの仏像と言っても、様々な形態、表情が伺えます。
ガンダーラの、ギリシャのヘレニズム文化の影響を受けた仏像は、
明らかに異質ですね。
彫りが深くて、必要以上にイケメン。
日本の仏像とは全く異なります。

そうなんだよな。
仏教と言うか、仏というか、釈迦というか、ゴータマ・シッダルタは、
インドの生まれなんですけど、今のインドで仏教は主流じゃないんですよね。
これだけの隆盛を誇ったのに、不思議な感じがしました。








名称コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流
会期2015年3月17日(火)~5月17日(日)
会場東京国立博物館 表慶館
当日観覧料一般1400円、大学生1000円、高校生800円、中学生以下無料
開館時間9:30 ~ 17:00
(ただし、会期中の金曜日は20:00まで。4月4日(土)以降の土・日・祝休日は18:00まで開館)
※入館は閉館の30分前まで
休館日月曜日
(3月23日(月)、3月30日(月)、5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館)
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