『新・北斎展』に行って来ました。
いつもの如く、開場間もない時刻の、10:20a.m.過ぎに到着。
森アーツセンターギャラリーって、時々、とんでもない行列が
出来るような展覧会が行われるけど、この展覧会で、
そう言う事は、ありませんでした。
中に入ってみると、意外にまぁまぁの客の入り。
空いてはいません。
作品によっては、人が渋滞して見にくいと言う事態が
発生するような感じです。
この新・北斎展は、葛飾北斎研究の第一人者、
故永田生慈氏の2000件を超えるコレクションから、
選りすぐりの作品を展示すると言うのがウリ。
今回の展覧会が終わった後は、島根県でのみ、
展示されると言う事だそうです。
富嶽三十六景とかは、よく目にするので良いとして、
気になったのは、直筆の肉筆画。
《逆筆布袋図》は、何が“逆筆”なの?
見事な布袋様だと思ったんですけどね?
あと、《なまこ図》と言うのは、なまこが描かれています。
なんでも、画に書くんだと思いました(笑)
あとは、晩年の作品ですかねぇ。
《文昌星図》は、空に北斗七星を描いている途中?
六個まで、星が書かれています。
《月みる虎図》は、虎が、なんともカワイイ。
北斎は、実は実際に虎を見ることは無かったという事のようですが、
虎の形状を聞き取りして書いたんですかね?
あるいは、他の虎の画をみたか。
《向日葵図》は、初公開。
縦に長い掛け軸に、向日葵が描かれています。
中々味があります。
いやぁ、良いもの見させてもらいました。
あとは、島根に行かないとみられないんですね。
名称 | 新・北斎展 HOKUSAI UPDATED https://hokusai2019.jp/ |
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会期 | 2019年1月17日(木)~3月24日(日) |
会場 | 森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階) |
当日観覧料 | 一般1800円、大学生1200円、高校生・中学生800円、小学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~20:00(火曜日は17:00まで) ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 1月29日(火)、2月19日(火)、2月20日(水)、3月5日(火) |