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東京国立博物館 『国宝 大神社展』と東洋館

今日は、トーハクで4/9から開催されている
『国宝 大神社展』に行って来ました。

って言うか、寒い。
いきなり、冬に逆戻りしたかのような気温。
思わず、冬服で外出です。

で、この『国宝 大神社展』の見どころは、
そのタイトルの通りの居並ぶ国宝じゃ無いんでしょうか。

展覧会に行けば、国宝と呼ばれるものが
幾つか展示されることはよくありますが、
ここまで次から次へと国宝が出てくるのは、初めて。
国宝のありがたさが薄れます(笑)。
あと、重要文化財が、全然重要でなく感じます。

化粧道具がしまわれた手箱がいくつか出ているんですが、
驚いたのが、櫛の歯の細かさ。
手作業だから、あそこまで細かい櫛の歯を
作れるんだろうなぁという思いと、
あんな細かい歯で髪を梳かしたらどうなんだろう
という興味を覚えました。

宗像大社に伝わる三角縁神獣鏡。
これって、邪馬台国の伝承と関連するといわれるものですよね。
中々、興味深いです。

圧巻は、「沃懸地螺鈿金銅装神輿(いかけじらでんこんどうそうしんよ)」。
神輿って、神様の乗り物なんですよねぇ。
(だから、人が上に乗るなんて、もっての外です!)
だから、ここまで壮麗で、豪華。
展示室のこの付近では、何故だか香を焚いたような
良い香りがしていました。

その他にも、「直刀 黒漆平文大刀」は日本最大の直刀。
大きすぎるので、完全に使うことは考えていなくて、
神様に捧げること自体が目的だと思います。

普通はあまり見ないものをたくさん見られて、非常に良かったと思います。









名称国宝 大神社展
http://daijinja.jp/
会期平成25(2013)年4月9日(火) ~ 6月2日(日)
会場東京国立博物館
当日観覧料一般1500円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
開館時間午前9時30分 ~ 午後5時
※金曜日は午後8時まで、土・日・祝・休日は午後6時まで開館
※入館は閉館の30分前まで
休館日毎週月曜日
※ただし4月29日(月・祝)、5月6日(月・休)は開館、5月7日(火)は休館
九州展平成26年1月15日(水)~3月9日(日) 九州国立博物館


で、『国宝 大神社展』の後は、
今年の1月2日にリニューアルオープンした東洋館へ。

まだまだ真新しく、良い感じです。
1Fの「中国の仏像」のエリアに入ると、こんな感じ。

巨大な石仏とか、レリーフとか、様々な仏様が見られます。

2Fは、ガンダーラや西域、エジプトのエリア。
ガンダーラの仏様は、ギリシャ彫刻の影響も受けていて、
中々イケメンです。マヂで。

3Fは、中国の文明に関連する展示。
中国文明の始まりを展示するエリアでは、
甲骨文字の刻まれている甲骨が展示されていました。

4Fには、中国の絵画、書など。

5Fになると、より時代は下った中国。
これは、清時代の色ガラス燭台です。

今のもののような感じもしますね。
合わせて5Fには、朝鮮半島の展示があります。
でも、物量的には、中国関連の展示よりも、全然少ないですね。

で、5Fから下を見ると、こんな感じ。

1Fから5Fまで、吹き抜けになっているんですね。

地下に戻ります。
地下には、クメール関連の展示。

いやぁ、東洋館。
見どころいっぱいです。
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