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損保ジャパン日本興亜美術館 『最後の印象派 1900-20′s Paris』

朝方は雷がなっていました。
明けて、雨も上がりましたが、すっきりしない空模様。
降ったり止んだしていますからね。
“印象派”と言うキーワードの引っかかってやって来ました。

午前中、いろいろと野暮用があったので到着はちょうど昼頃。
まぁ、でも混まないよね。
平日昼だし、何やら有名な作品 or 画家がテーマだったり
するわけではないですからね。

会場の後半に展示されていましたが、ポスターにも使われている
エミール・クラウス《リス川の夕陽》は、良いですね。
本当に夕日がカンバスから射してきているようです。

アンリ・ル・シダネルの《日曜日》や《輪舞》と言う作品ですが、
なんか、人が立って並んでいる所が、フェルディナント・ホドラーの
「パラレリズム」を髣髴とさせます。
見る人が見ると、ぜんぜん違うのかもしれませんが、
なんかねぇ、そういう風に見えたんですよね。

ルネ=グザヴィエ・プリネの《カブールの浜辺》と言う
作品が興味深いです。
カブールと言っても、アフガニスタンではありません。
フランスのパリ近郊の街です。
みんな白っぽい服装なのに、ひとりの少女だけが、
赤いワンピースで描かれていて、目を引きました。

面白かったのが、エミール=ルネ・メナールの
《オデー川、河口の眺め》。
三つの小さい窓枠からの眺めのような作品。
面白いです。

ジャック=エミール・ブランシュの
《読書する少女たち(マドレーヌとイヴォンヌのレモワール姉妹》
ですが、カラーのリトグラフで、めっちゃポップな作品。
斬新な、ポップアートのようでした。

最後ですが、ウジェーヌ・カリエールと言う人の作品。
複数有ったんですが、なんか、曇が人の表情を形どっているような作品。
これって印象派なんですかね?
不思議な感じでした。

印象派の最後の頃の作品で、カリエールの様な不思議な作品もあり、
バルビゾン派の様にも見える作品ありと、中々面白かったです。








名称もうひとつの輝き
最後の印象派 1900-20′s Paris
カリエール、アマン=ジャン、ル・シダネル…
会期2015年9月5日(土)~11月8日(日)
会場東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
当日観覧料一般1200円、大学生・高校生800円、シルバー(65歳以上)1000円、中学生以下無料
※コンビニ等で、11/7まで前売り券購入可能
※10月1日(木)はお客様感謝デー(無料観覧日)
開館時間10:00 ~ 18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日月曜日(ただし9月21日、10月12日は開館)
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