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すみだトリフォニーホール 『陸上自衛隊 中央音楽隊 第152回定期演奏会』

急に気温が下がってきた木曜日の夜は、
陸上自衛隊中央音楽隊第152回定期演奏会です。

これまで行った事のある自衛隊音楽隊の演奏会は、
陸/空ともに、土曜の午後、あるいは日曜の午後だったんですが、
今回は、平日夜の開催。
平日夜開催は、初体験です。
ワクワク。

座席指定券を引き替えて、ホールに入場。


演奏会は、いつも通りの二部構成。
概要は以下の通りです。

    開場 18:15
    開演 19:00
    場所 すみだトリフォニーホール

    【第1部】
    指揮 陸上自衛隊中央音楽隊隊長 樋口 孝博 1等陸佐
  1. 国歌「君が代」・・・林 廣守 撰
  2. 行進曲「名声と栄光」・・・A.マット
  3. タム・オ・シャンター序曲・・・M.アーノルド(J.P.ぺインター 編曲)
  4. イエ・バンクスとボニー・ドゥーンの川のほとり ~ソプラノ:松永 美智子 陸士長~ ・・・スコットランド民謡(堀 滝比呂 編曲)
  5. シェイクスピア・ピクチャーズ・・・N.ヘス
      第1楽章 から騒ぎ
      第2楽章 冬物語-彫像
      第3楽章 ジュリアス・シーザー-元老院への入場

    【第2部】
    指揮(客演) 時任 康文
  6. 歌劇「ナブッコ」序曲・・・G.ヴェルディ(淀 彰 編曲)
  7. 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲・・・P.マスカーニ(淀 彰 編曲)
  8. バレエ音楽「三角帽子」セレクション・・・M.ファリャ/(山口 浩志 編曲)
      序奏
      午後
      粉屋の女房の踊り
      隣人たちの踊り
      粉屋の踊り
      終幕の踊り

    【アンコール】
  9. 行進曲 Op. 99・・・セルゲイ・プロコフィエフ
      指揮(客演) 時任 康文
  10. ハレルヤ・・・レナード・コーエン
      歌 松永 美智子 陸士長
      指揮 樋口 孝博 1等陸佐

地元の吹奏楽部の中高生でも誘ったんですかね?
制服姿の生徒たちが目立ちました。
夜なので、親御さん同伴かな?

開演が1900時なのに、開場が1815時って、
少し早いなぁと思っていたら、開演直前に、
樋口隊長と、今回客演指揮の時任さんのプレトークがありました。
こういう企画は良いですね。

隊長本人が言っていたので、良いのだと思いますが、
今回の演奏会の場所、すみだトリフォニーホールは、
実家が近く、地元感満載なんだそうです。
なるほど。
それと、今回客演指揮の時任さんは、大学の一年先輩だとか。
そういう縁も有っての客演なんでしょうね。
これは、時任さんの言葉ですが、
「中央音楽隊は、上手いし、完成が早いが、
今回は、その先を引き出すリハを繰り返した」
だそうです。楽しみ。
そうだ、あと、時任さんのご友人たちが沢山、
今回の演奏会に申し込んだそうなんですが、
みんな外れたそうです。
これには、隊長も申し訳なさそうに「厳正なので・・・」と。
忖度無し(笑)
でも、何枚か招待券を出しても良かったのではないかと思いますけどね。

プレトークはこのくらい。
開演時間になって、演奏の開始です。

陸自の演奏会は、いつも通りに『君が代』から。
まぁね、自衛隊だもんね。

で、『君が代』が終わって、着席したと思ったら、
一曲目が始まります。
行進曲なので、結構、元気の出るような曲です。

第一部の見どころ(聞きどころ)は、
三曲目でしょうね。
陸上自衛隊の歌姫、松永陸士長の出番。
彼女、この曲と、アンコールの二曲だけの出番でした。
なんか、もうちょっと出番を増やしても良かったのではないかと。

休憩をはさんで、第二部になって客演指揮の時任さん登場。
指揮がダイナミックですねぇ。
所謂、“指揮者”と言って素人がすぐ想像するような指揮です。
驚いたのは、楽譜を閉じている事。
暗譜しているみたいです。
さすがプロ。

第二部も三曲目になって、やっと時任さんが楽譜を開きました。
ここまでの曲に比べて、ちょっと長い曲ですしね。

ところで、指揮者変わると、音楽も変わるのでしょうか?
プレトークで時任さんが言っていた、“その先”が出ていた様な気がします。
なんか、演奏している隊員の人たちものっていて、
正確性だけではなくて、気持ちが入っている様に思いました。
そういう意味でも、面白かったです。

アンコールは、一曲目・二曲目で指揮者が替わりました。
ちなみに二曲目の『ハレルヤ』ですが、これは、
今年スコットランドのエディンバラで行われた
エディンバラ軍楽祭(The Royal Edhinburgh Military Tatto)で、
歌った曲だそうで、最後の方に日本語で「ありがとう」と言う言葉を入れた、
オリジナルのアレンジだそうです。
この曲もあってか、最高賞の「最優秀出演団体賞」を受賞したそうで、
おめでとうございます。
記念に授与された「名誉の剣(The Pooley Sword of Honour)」の披露もありました。

あ、そうだ。
小野寺防衛大臣も来ていました。
前も来てたな。
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