一応、晴れております。
そんな今日は、今日から三井記念美術館で開催の
『春信一番!写楽二番!』に行ってきました。
到着は、計算通りの10:30a.m.頃。
初日ということで、混んでいるかなぁと思っていたんですが、
そうでもありませんでした。
三井記念美術館は、展示室1~7まであるのですが、
今回の『春信一番!写楽二番!』は、展示室4から。
展示室1~3は、三井記念美術館の収蔵品が展示されていました。
その中でも、展示室2にある安藤緑山の《染象牙果菜置物》は必見。
象牙を染色し、野菜や果物の形に彫ったのですが、それがまるで本物。
象牙だと知っているはずなんですが、象牙には見えませんでした。
さて本編の浮世絵ですが、有名な北斎や、
タイトルにもなっている写楽の作品はもちろんあるんですが、
タイトルになっているもう一人の春信こと、鈴木春信の
《やつし芦葉達磨》は、面白いですね。
衣装が見事な紅色なんですが、線が入っていないので、
非常に淡い紅色の衣に見えます。
写楽の作品は、一番有名と行っても良い
《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》の他、6点ほど。
歌川国芳の《かごのとりすゞめいろどき》は、
すずめを擬人化した浮世絵なんですが、なかなかコミカル。
真ん中に、頭の上に出前をのせた出前持ちが居るのも面白いです。
時代的に、天保の改革の時代に近い頃で、贅沢が憚れた頃。
なので、すずめを擬人化して描いたらしいです。
期間中、半分くらいが入れ替わるようです。
これは、前半・後半、それぞれ来いということか?
参ったな~
名称 | 錦絵誕生250年 フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 春信一番!写楽二番! http://pma2015.jp/ |
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会期 | 2015年6月20日(土)~8月16日(日) |
会場 | 三井記念美術館 |
当日観覧料 | 一般1300円、大学・高校生800円、中学生以下無料 毎週金曜日17:00以降は、一般1000円、大学・高校生500円 |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、7月20日(月・祝)は開館)、7月21日(火) |
巡回展 | 【静岡展】2015年8月23日(日)~9月27日(日) 静岡市美術館 |
【大阪展】2015年10月10日(木)~12月6日(日) あべのハルカス美術館 |