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国立西洋美術館 『ラファエロ』

今日から国立西洋美術館で開催の、
『ラファエロ』展に行って来ました。

例によって、開館時間間近を狙って9:35頃到着。
そうすると、国立西洋美術館の前には何やら長~い人の波が。
入場待ちの行列でした。
いやぁ、ちょっと計算違い。
って言うか、初日だからなぁ。
でも、思ったよりもスムーズに行列は進み、
強烈な風が吹き荒ぶ外で待ち続ける必要もなく、程なく入館。
でも、10分くらいは待ったかな。
風は強いけど、天気が良くてよかったよ。

そんな感じなので、チケットのモギリもゆっくりと。
でも、入場待ちの行列ができるほどなのに、
コインロッカーは空いていたので、
手荷物はコインロッカーへ収納しました。
意外に、大きな荷物を持ったまま見る人って居るんだよねぇ。
でかいカバン邪魔なんですけど!

展覧会場入り口に向けても行列があったので、
「げっ!」と思ったんですが、
それは音声ガイドを借りる人たちの行列で、
音声ガイド不要の場合は、そのまま入場出来ました。
ホッ。

入場待ちするほどだったのに、
中は、適宜絵が見ることができるほどの混み具合。
もちろん、あれだけ人が居たんで混んではいるんですが、
「動くのもままならない!」見たいな感じでは全然ありません。
良かった。

何と言っても、見どころは日本初公開の《大公の聖母》。
美術の教科書とかで、みんな見たことが有るんじゃないかな。
この作品については、面白い解説があって、
X線で科学調査を行った所、聖母子の黒い背景の下には、
窓が描かれていることが判ったそうなんです。
つまり、今我々が目にする黒い背景は、
ラファエロが作品を描いたあと、後の時代の人間が、
勝手に黒く塗ったということらしいんですよね。
黒い背景の絵画が値打ちを持った時代があったらしいので、
その頃、そんな加工がされたみたいな感じでした。

この《大公の聖母》は、少し他のところより混んでいたんですが、
それでも、『マウリッツハイス美術館展』の
《真珠の首飾りの少女》見たいな、体と体が密着した状態で、
20~30分も待つような状態では全然ありません。
少し後ろに下がれば、前方にある他人の頭の隙間から
見ることが出来ましたから。

展示点数が61点と、少なめ。
しかも、後半は、ラファエロの継承者と称して、
ラファエロ以外の人たちの作品だったので、
結構、スルーする人もあり。
苦労して入場した割には、意外に直ぐ終了。
ちょっと癪だったので、戻って、二度見して来ました(笑)。








名称ラファエロ | Raffaello
http://raffaello2013.com/
会期2013年3月2日(土)~6月2日(日)
会場国立西洋美術館
当日観覧料一般1500円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料
※高校生無料期間:3月22日(金)~4月7日(日)
開館時間午前9時30分~午後5時30分。金曜日は午後8時。入館は閉館の30分前まで。
休館日月曜日
※ただし、4月29日、5月6日は開館。5月7日は休館。
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