「草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―」に
行って来ました。
いやぁ、今日は暑い! 東京は、30℃超!
まだ梅雨明け前なのに、夏の雰囲気ですねぇ。
湿度もあって、熱中症になりそうでした。
で、東京藝術大学美術館に行く途中、
マウリッツハイス美術館展開催中の
東京都美術館の側を通ったんですが、
入場待ちの長蛇の列が形成されていました。
初日に行って、正解でしたね。
こんな天気の下で並んだら、倒れる人が出そう。
さて、今日もいつものように、
開場直後の時間帯を狙っていたんですが、
若干遅れて、10:30頃に到着。
でも、東京藝術大学美術館は、東京都美術館の
入場待ちの大騒ぎもよそに、いたって普通の感じでした。
さて、今回のテーマの契丹。
「高校生の頃、世界史で耶律阿保機とか習ったなぁ」と
思って懐かしくなりました。
当時の授業では、あまり契丹文化については、
触れなかったんですが、今回のこの機会で、
契丹文化を垣間見ることが出来ました。
想像していたのとは、全然違いますね。
いままでのイメージでは、草原を駆ける民族の
素朴な王朝?と思っていたんですが、
唐の文化を真似て、非常に豪華壮麗な文化を
築いていたんですね。
驚いたのが、1000年も前のものなのに、
色彩や描かれている内容が、結構残っていること。
これは、乾燥した土地であるということが、
良い影響を与えたんでしょうか?
あと、「やっぱりな。」と思ったのが、
端々に、イスラムや西洋の影響を感じたこと。
たぶん緑釉契丹文字長壺だと思うんですが、
ワインを入れていたというその用途と、
底面が小さくて、そのままでは自立しない形状と言い、
何となく、アンフォラを思い出しました。
って言うか、いま調べたら、時代的には、
かなり違うみたいだけど・・・(苦笑)。
混雑もなく、これまであまり知らなかった契丹文化の
一部に触れることが出来て、中々良かったです。
記念講演会も有るようなので、行ってみようかなぁ。
名称 | 日中国交正常化40周年記念 特別展 「草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―」 http://www.tbs.co.jp/kittantokyo/ |
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会期 | 2012年7月12日(木)- 9月17日(月・祝) |
会場 | 東京藝術大学大学美術館 |
当日観覧料 | 一般1400円、大学生・高校生800円、中学生以下無料 |
開館時間 | 午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし7月16日、9月17日は開館)、 7月17日(火)、8月18日(土) |