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東京藝術大学大学美術館 『草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―』

東京藝術大学美術館で先週木曜7/12から開催されている
「草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―」に
行って来ました。

いやぁ、今日は暑い! 東京は、30℃超!
まだ梅雨明け前なのに、夏の雰囲気ですねぇ。
湿度もあって、熱中症になりそうでした。
で、東京藝術大学美術館に行く途中、
マウリッツハイス美術館展開催中の
東京都美術館の側を通ったんですが、
入場待ちの長蛇の列が形成されていました。
初日に行って、正解でしたね。
こんな天気の下で並んだら、倒れる人が出そう。

さて、今日もいつものように、
開場直後の時間帯を狙っていたんですが、
若干遅れて、10:30頃に到着。
でも、東京藝術大学美術館は、東京都美術館の
入場待ちの大騒ぎもよそに、いたって普通の感じでした。

さて、今回のテーマの契丹。
「高校生の頃、世界史で耶律阿保機とか習ったなぁ」と
思って懐かしくなりました。
当時の授業では、あまり契丹文化については、
触れなかったんですが、今回のこの機会で、
契丹文化を垣間見ることが出来ました。
想像していたのとは、全然違いますね。
いままでのイメージでは、草原を駆ける民族の
素朴な王朝?と思っていたんですが、
唐の文化を真似て、非常に豪華壮麗な文化を
築いていたんですね。

驚いたのが、1000年も前のものなのに、
色彩や描かれている内容が、結構残っていること。
これは、乾燥した土地であるということが、
良い影響を与えたんでしょうか?

あと、「やっぱりな。」と思ったのが、
端々に、イスラムや西洋の影響を感じたこと。
たぶん緑釉契丹文字長壺だと思うんですが、
ワインを入れていたというその用途と、
底面が小さくて、そのままでは自立しない形状と言い、
何となく、アンフォラを思い出しました。
って言うか、いま調べたら、時代的には、
かなり違うみたいだけど・・・(苦笑)。

混雑もなく、これまであまり知らなかった契丹文化の
一部に触れることが出来て、中々良かったです。

記念講演会も有るようなので、行ってみようかなぁ。








名称
日中国交正常化40周年記念 特別展
「草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―」
http://www.tbs.co.jp/kittantokyo/
会期2012年7月12日(木)- 9月17日(月・祝)
会場東京藝術大学大学美術館
当日観覧料一般1400円、大学生・高校生800円、中学生以下無料
開館時間午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日毎週月曜日(ただし7月16日、9月17日は開館)、
7月17日(火)、8月18日(土)
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