と言う事で、出光美術館で開催中の
『祈りのかたち』に行って来ました。
午前は用事があったので(そのために休んだ)、
午後からの来訪ですが、
まぁ、混む事は無いよね(失礼)
でも、予想通り、空いていました。
出光美術館で仏教美術の展覧会をやっているのは、
東京国立博物館で『タイ展』をやっているのと、
なにか関係あるんですかね?
ただの便乗?
でもこちらは、タイの仏教と言う事ではなく、
ガンダーラに少し触れますが、
殆どは日本の仏教美術と言う展覧会なので、
直接的には、関係ないんですけどね。
興味深かったのは、中国・西晋時代の《青磁神亭壺》。
壺に、動物を模した装飾が施されていたんですが、
これが中々カワイイ、と言うか、コミカル。
西晋なので、3~4世紀あたりのものですが、
そういう時代に、こう言う表現があるとはね(笑)。
拙宗等揚の《達磨図》も出ていました。
なんか、教科書とかで見た事があるような気がします。
“一休さん”で有名な、一休宗純の書で、
《虚堂智愚普説語》と言うものがあったんですが、
ずらっと書かれている文字が、
なんか、キレイな草書というより、
落書き/いたずら書きに見えてしまいました。
最後の方に、仙厓義梵の作品がたくさん出ていました。
中でも、《○△□》って、何?
いや、文字通りこのままの書なんですけどね。
ビックリです。
その他、《狗子仏性画賛》や《坐禅蛙画賛》の様に、
動物が描かれているものもいくつかあったんですが、
何れもコミカルで、カワイイですね。
って言うか、仙厓義梵全般の作品が、
コミカルでカワイイと言えるような気がしますが。
《指月布袋画賛》は、見た事があるような気がするんですが、
有名な作品ですかね?
優しい布袋様の絵でした。
ゆっくりと見られて、良かったです。
名称 | 祈りのかたち ─仏教美術入門 |
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会期 | 2017年7月25日(火)~ 9月3日(日) |
会場 | 出光美術館 |
当日観覧料 | 一般1000円、大学・高校生700円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~17:00(毎週金曜日は10:00~19:00) ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日 |