この時点で、まだ旅の荷物を持っていたので、
帰りの予定を考えて、松江しんじ湖温泉駅に行って、
コインロッカーに荷物を入れる決断をします。
電鉄出雲駅はこんなレトロな感じだったのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/49/8d6676d19b86875866514f31a3cc6f75.jpg)
松江しんじ湖温泉駅は、こんな近代的な感じでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/26/1342e3eb45592805b0ee0d1e96b1d96b.jpg)
いや、駅の感じが違いすぎだろ(笑)
無事コインロッカーに荷物を預けて、
次は、国宝の松江城に行きます。
松江まで来て、松江城に行かないって、
「何しに行ったの?」ってなりますからね(笑)
松江しんじ湖温泉駅から松江城は、意外に直ぐです。
県庁側からアクセスすると、まず到着するのは馬留
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/1e/97a2104612a72582bdec188fd0eead09.jpg)
馬、あるいは騎馬隊の隊列を整えた場所でしょうか。
これは、馬留にある井戸跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/0e/f7c21bc0431051a0a94dc3e05e6c7e96.jpg)
馬には水が必要ですしね。
こちらは、別の井戸跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d0/3fb786ae3e3ec5b57d63d2a24124c7af.jpg)
この敷地に二つも井戸があったとはね。
松江城の中に入っていきます。
こちらは、三ノ門跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/05/dce82c04334e9c1f13e60d382135a68d.jpg)
三ノ門の左手には、太鼓櫓がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/c5/a6330d4e617490983b5af1e94dfe0dc2.jpg)
こちらは、太鼓櫓の中。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/48/654dec2e205fa921a213943788db4db6.jpg)
明治8(1875)年に取り壊されてしまったのですが、
平成13(2001)年、再建されたそうです。
言われて見ると、確かに中は新しいですね。
その太鼓櫓から馬留を見てみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/5e/649bc0d136df31312cf4f3ed5d6b84c1.jpg)
良く見えます。
こちらは、太鼓櫓の前にある二ノ丸番所跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/99/b4c7ef13d21b87af6775e908c6555079.jpg)
警備のための侍が積めていたところだそうです。
こちらは、太鼓櫓の並び(?)の中櫓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/1d/8c0ddc0e066137eeb06ab111235283e9.jpg)
これも平成13(2001)年再建です。
そして櫓をもう一つ。
こちらも平成13(2001)年に再建された南櫓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c7/a135c0f76c1ad8cf4e3f0ca5a18cc306.jpg)
見たとき、「なんか新しいなぁ。保存ちゃんとしてんだな」と思ったのですが、
平成13(2001)年製なんですから、新しくで当然です。
南櫓は、二階建てで、こちらは二階
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/46/4a6c078252a1dbf13b8c19a92bac6368.jpg)
なにもありません。
洋風の建物が松江城内にあります、
興雲閣です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/35/5e79a49f18cf77849efd3bb04d8c93bf.jpg)
明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたものだそうです。
もっとも、明治天皇の行幸は実現しなかったそうですが、
大正天皇の行幸の際に、宿泊所として使われたそうです。
これは、その凌雲閣の隣の松江神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/9c/68d87b7c8a25b3cd484c2debae50194c.jpg)
松江神社の拝殿です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/be/4d4f55ccecb0b6d0f2dc494cc28fe662.jpg)
空いていました。
こちらでは、御朱印を頂きました。
松江城の奥に進みます。
これは、二ノ門跡。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/54/f2ded7644ab950c82042e05c6d241514.jpg)
二ノ門の直ぐ先に一ノ門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4a/f11336cc1f8a12ae77e73aaa5391b90d.jpg)
これは“跡”ではなくて、門が実在していました。
一ノ門を入ると、天守閣のエリアです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/46/910660de83cf3dfb3cde0388de9b8f63.jpg)
天守閣には、靴を脱いで上がります。
靴は、入口に居る人が袋を渡してくれるので、
それに入れて、持って中を回る方式です。
天守閣に入って、チケットをもぎってもらうと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/06/5ceff8d4b8f93e9d46b0ae8b4d454079.jpg)
塩蔵にあたります。
塩を備蓄していたんですね。
塩蔵の横に井戸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/9a/49a5c1075a7669f5e769288bc82ab624.jpg)
って言うか、建屋の中の井戸って、
完全に戦闘を想定しての設備ですね。
そしてそのすぐ近くに、下ろされた鯱がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/70/8ad84e2f02c9ca686040ef8823c9bd98.jpg)
中に、何か所もあったのですが、これは矢狭間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/fe/b711c844e5102df10c89822dd2b470b8.jpg)
矢を射ることが出来る様に、縦長のスリット形状になっています。
一方こちらは、鉄砲狭間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0d/c4c211077716c18aeeea3e9b63a52112.jpg)
こちらは、銃口が敵の方向に向けばよいので、
四角い、漏斗的な形状になっています。
攻撃系では、石落しもありました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b2/7cc49d180bb6c6a05032d2ed0fc28b25.jpg)
ま、単にこの穴から石を落とすと言う単純系ですが。
天守閣では、他にもいろいろな物品が展示されていました。
これは「富」と言う文字が刻まれた、天守閣の旧木材
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8c/491d95f41f608d7fc8d4336543482cef.jpg)
赤丸で囲んだところ辺りに、文字が刻まれています。
こちらは鬼瓦
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e7/8ab3670f0f27b4a11ecc61e55f9cf5ef.jpg)
鬼面でもない鬼瓦と言うものは有りますが、
これはリアル鬼瓦です。
これは、哀川翔・・・じゃなくて、
後藤又兵衛が使ったと伝わる甲冑と槍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/53/b622cac681fa3255fa63c6b0db4e3008.jpg)
又兵衛の弟が所有し、その後、後藤家の親せきで
松江藩士だった土岐円大夫家に伝わったので、
松江城にあるようです。
そうこうしているうちに、天守閣の一番上まで到着。
気持ちの良い風が吹いています。
松江しんじ湖温泉方向。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/b8/bbfde4cd415cd698cdbe6e902816e84e.jpg)
松江って、他にあまり高い建物が無いので、
松江市の他の方向も一望できます。
あとは、お城を出る方向に。
こちらは、入って来た方向とは違う、方向に向かいます。
水手門跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c3/3ac6c283e85fde601c29b581c243082b.jpg)
大手門では無いです。
なんて“水手”なのかなぁと思うと、目の前に馬洗池
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/87/5d6d3c38f9c99fbc9c99b3d8dac44083.jpg)
たぶん、その名の通り、馬を洗ったんでしょうね。
松江城は、以上。
あとは、松江城址にある神社を参拝します。
こちらは、松江護国神社です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/62/339825e0768b307438557b2266fcc156.jpg)
鳥居の真ん中がスロープになっていると言う・・・
本来、鳥居の真ん中は神様が歩くところなんですが、
そこをそれて、ちょこっと脇のところ歩くと、
めっちゃ歩きにくい(苦笑)
真ん中がスロープ化されている理由が良く分かりました。
二ノ鳥居
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/9f/ab9e4dfd9b6b9eeda853100791ece241.jpg)
そして拝殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/7f/27cab67ad5b85d7f88311e006c8ea8d8.jpg)
意外・・・と言ったら失礼ですが、新しめな拝殿です。
こちらの松江護国神社も、御朱印を頂戴しようかと思ったのですが、
なんと!、神職の方は不在・・・
御朱印は、13:30からだと言う・・・
あぁ、その頃には、帰途に着いているのです・・・
とっても残念ですが、松江護国神社の御朱印は断念しました。
傷心のまま(笑)、次に向かったのは松江稲荷神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/e8/977b7359c7e6c18d0d24195221c9edb6.jpg)
松江護国神社の、ご近所です。
松江稲荷神社の拝殿に向かうには、こんな坂を登ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2c/0eb5e0d8d5f58ff75aed4d964749e718.jpg)
そして拝殿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/51/53c8ab3b4e4b12b70623f1b2d674eaf8.jpg)
こじんまりとした、拝殿です。
こちらの松江稲荷神社では、御朱印を頂きました。
拝殿のところには、誰も居なかったので、
先ほどの階段を下り、社務所にて頂きました。
これが、松江城の最後。
搦手虎口跡です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/e5/d9c588b8be92c7e6a26070917c93b1d1.jpg)
いまは、広い車道になっていました。
続きは、別のエントリーで。
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出雲・松江の旅 DAY0(サンライズ出雲編)
出雲・松江の旅 DAY1(日御碕神社編)
出雲・松江の旅 DAY1(出雲大社編)
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