見出し画像

Log Book

東京国立博物館 『タイ ~仏の国の輝き~』

三連休最終日。
クソ暑いさなか(失礼)、
上野の東京国立博物館で開催中の『タイ展』に行って来ました。

今日は、午後に予定があったので、
リアルに開場間もない時刻の9:35a.m.ごろの到着。
会場の平成館に向かったところ、行列が見えます。
「え!なに?入場規制?!」と思ったら、
開場間もない時刻だったので、
開場前から来ていた人たちの列のようでした。
良かったよ。ほっ。

見どころは、《ラーマ2世王作の大扉》かなぁ。
国王のラーマ2世自ら彫刻を施していて、
まさに門外不出の逸品。
それが今回、日本で見られますからねぇ。
展覧会場内は撮影禁止ですが、ここの付近だけ撮影可能。
なので、何枚かパチリぱちり。

これが表。


引きだとわかりにくいので、寄ります。
鹿や猪(?)がいたり、


猿がいたり。


精巧な彫刻です。
日光東照宮の陽明門も精巧ですが、それ以上かも。

裏面は、こちら。

一度火災に遭っていて、描かれている文様の判別が困難ですが、
よると少しだけわかります。


大扉の後ろには、仏様の写真。


それ以外に興味深かったのが《仏陀遊行像》
古代エジプトの石像が、左足を一歩踏み出す格好をしていますが、
それとの関係性は無いんですかね?
それと、デザイン的にコントラポストっぽい気がものすごくします。
ところで、神奈川の箱根駅伝のコース沿いに遊行寺ってありますが、
遊行寺は仏様の遊行と関係あるんですかね?
※あるんだろうなぁ。

あとは、《ナーガ上の仏陀坐像》
この光背っぽい蛇ですが、表情がユニークで、かわいらしかったです。

こんな感じでしょうか。
最初、行列にギョッとしましたが、中が混雑すると言う事でもなく、
良い感じで落ち着いてみる事が出来ました。

そうそう。
今回は、音声ガイドをレンタル。
ナレーションは、テレビ東京の須黒清華アナウンサー。
さすがプロ。聞きやすかったです。
それと、仏様とか、そういう時に出てくる、
タイ仏像大使に就任したみうらじゅんさん、
いとうせいこうさんが特別出演していました。
そちらもそちらで、期待を裏切りませんでした。

展覧会場の最後に、昨年亡くなった、
タイのプミポン前国王を祀る(簡単な)祭壇がありました。
タイ展ですからね。

比較的会期が短いので、見たい場合はすぐに行くべきですね。









名称日タイ修好130周年記念特別展
タイ ~仏の国の輝き~
http://www.nikkei-events.jp/art/thailand/
会期2017年7月4日(火) ~8月27日(日)
会場東京国立博物館 平成館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
開館時間9:30~17:00
※ただし、金曜・土曜は21:00まで、日曜および7月17日(月・祝)は18:00まで開館
※入館は、いづれも閉館の30分前まで
休館日月曜日(ただし7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開館、7月18日(火)は休館)
巡回展終了[九州展]2017年4月11日(火)~6月4日(日) 九州国立博物館
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術館・博物館」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事