サントリー美術館で開催されている『セーヴル展』に行って来ました。
午前は、別の用事があったので、午後の到着。
予想通り、混んでいませんでした。
って言うか、明日のクリスマス・イブに向けて、
なにやら街が浮かれているような気がするのは、
気のせいでしょうか?
セーヴルって、食器や花瓶ばかりじゃ無いんですね。
彫刻もあったのには驚き。
しかも、ものすごく細かい。
あれを焼き物で表現するって、どういう事なんでしょうね?
めっちゃ技術力がいると思います。
今回の展覧会は、一部が撮影可能だったので、
お言葉に甘えてパチリ。
これは、ウジェーヌ・シマの《壺「モンシャナンC」》
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なんか、ホドラーみたいな気がして、
気になりました。
そしてこちらが、“彫刻”
しかも日本人の沼田一雅の作品《お菊さん》です。
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三代歌川豊国の版画から着想を得ているそうです。
『お菊さん』と言うタイトルは、
ピエール・ロティの小説『お菊さん』の
主人公に由来するそうです。
それにしても、細かい。
簪とかもきちんと表現されています。
これは、どこかで見た雰囲気と思って気になったもの。
《リュールマンの花瓶 No.2》と言う作品。
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器の形は、ジャック・エミール・リュールマン。
そして、装飾が、シュザンヌ・ラリック=アヴィランなのですが、
彼女は、ルネ・ラリックの娘。
だから、どこかで見た感じがしたんですねぇ。
そして真打はこれでしょう。
草間彌生の《ゴールデン・スピリット》
表
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裏
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シリアル入りで、全部で18体あるそうです。
って言うか、なんか“20世紀少年”っぽくないです?
今回は音声ガイドをレンタル。
サントリー美術館では、スマホアプリタイプもあるんですが、
面倒なので、機械を借りました。
スペシャルナビゲーターは、賀来千香子さん。
セーヴルの雰囲気と合ってたかな?
いやぁ、ゆっくりと美しいものが見られて、なかなか良かったです。
それと、“20世紀少年”風とね。
名称 | 六本木開館10周年記念展 フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年 https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_6/ |
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会期 | 2017年11月22日(水)~2018年1月28日(日) |
会場 | サントリー美術館 |
当日観覧料 | 一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00(金・土は10:00~20:00) |
休館日 | 火曜日 ※1月2日、9日、16日、23日は18時まで開館 ※12月30日(土)~1月1日(月・祝)は年末年始のため休館 |
巡回展 | [大阪展]2018年4月7日~7月16日 大阪市立東洋陶磁美術館 |
[山口展]2018年7月24日~9月24日 山口県立萩美術館・浦上記念館 | |
[静岡展]2018年10月6日~12月16日 静岡市美術館 |