一昨日から森アーツセンターギャラリーで開催されている
『フェルメールとレンブラント』展に行ってきました。
“フェルメール”の《水差しを持つ女》が、
日本初公開されるということなので、混むことを予想。
なので、いつもの如く、開場直後頃に到着しようと思っていたんですが、
なんやかんやで到着は、10:30頃。
入口付近に「入場まで5分」とかあったので、
「うわっ!混んでいるかな?」と思ったんですが、
あに図らんや、そうでもありませんでした。
ふぅー。
見どころは、上記の通り、日本初公開の
ヨハネス・フェルメールの《水差しを持つ女》ですね。
フェルメールが描いた女性って、どれも美しいですねぇ。
これも、例外ではありません。
構図と光、そして色合い。
計算された作品です。
水差しの入った金盥に、テーブルに敷かれている
テーブルクロスの柄が映っているという
細かい所も流石。
ここも特に混んでいることもなかったので、
ゆっくりと見ることが出来て良かったです。
そしてもう一つ日本初公開なのが、
レンブラント・ファン・レインの《ベローナ》。
ベローナって、スターバックスのコーヒー豆みたいですが、
そうではありません。
ローマ神話の戦いの女神です。
軍神な訳ですが、描かれたその姿は、どう見ても、
優しいおばちゃん(失礼!)
これは、この時代のネーデルラントでは、
市民階級が幅を利かせていたと言う事も
その背景にあるそうで、
市民を想起させる姿とも言われているみたいです。
そうそう。
今回も、音声ガイドをレンタル。
ナビゲーターは、玉木宏さんなんですが、
その声を聞いていると、
年末に映画の『のだめカンタービレ』をみたせいか、
千秋真一に思えてなりませんでした。
千秋真一も、音楽を志す芸術家ですからね。
って言うか、いまならば、芸事に精を出す若旦那、
加野屋の白岡新次郎かもしれませんね(笑)
こちらも、年末に、これまでの作品を一挙見しました。
いやぁ、この時代のオランダの画家の作品って、
なんか良いです。
落ち着きます。
それと、思ったよりも混んでいなくて、
見やすいのも良かったです。
名称 | フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展 http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/ |
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会期 | 2016年1月14日(木)~3月31日(木) |
会場 | 森アーツセンターギャラリー |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生・高校生1300円、4歳~中学生600円 |
開館時間 | 10:00~20:00 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 2016年1月19日(火) |
巡回展 | 終了 [京都展]2015/10/24(土)~2016/01/05(火) 京都市美術館 |
[福島展]2016年4月6日(水)~5月8日(日) 福島県立美術館 |