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北朝鮮激撮!―拉致と飢餓の真相にせまる

2024-01-09 18:24:44 | 日記

山本 将文 (著), 大峡 弘士

TVでも大反響を呼んだ、北朝鮮サイクリングツアーの潜入ルポ
北朝鮮から提出された疑惑の拉致被害者死亡報告。著者は、北朝鮮サイクリングツアーの情報を入手し、かの地で潜入取材を敢行しました。このテレビでも大反響を呼んだ迫真のルポが、200点に及ぶ写真を中心に緊急出版されます。拉致被害者情報を検証し、北朝鮮の現状にせまる衝撃のスクープです。

Amazonレビューで以下のように、カメラマンと北朝鮮の説明員がマジでケンカしているから

ハラハラして面白い。北朝鮮の旅行は事前計画に沿っていない、いきなり変更して

カメラマンがイライラして案内員のおばさんに不満をぶちまける。

最初おばさんは気丈に反論するが、反論できなくて泣くシーンもある。

 

著者はこれまで朝鮮民族に関する優れた著書を発表して来た。しかしこの本で
は正義感が空回りしている。
拉致被害者の死因に疑問を持つ筆者は、各地でそのウソを暴こうとするが、峠
道、ダムの決壊、石炭ガス中毒、すべて推測の域を出ない。また、元山ではど
うして簡単にホテル従業員の「証言」を信じてしまうのか。この国は「会話を盗聴
される密告制度の閉鎖社会」ではなかったのか。
また金日成主席の生家では説明員に論争を挑み泣かせているが、この説明員も
体制の被害者ではないのか。そして説明員の泣き顔を掲載するセンスも疑う。
筆者の勇気と行動力は素晴らしいが北朝鮮という閉鎖社会と、四六時中頭に血が
のぼった状態では「拉致と飢餓の真相に迫る」レポートは無理だったのかもしれない。