
古巣にガッカリのスコールズ氏
ポール・スコールズ氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドについて口を開いた。イギリス『ミラー』が伝えている。 ユナイテッドは12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループA最終節でバイエルンと対戦し、0-1と敗戦。この結果、最下位に沈んでいたチームは勝ち点を積み上げれずラウンド16進出が消滅…ヨーロッパリーグ(EL)行きさえ逃すこととなった。 CLはもとより、プレミアリーグでもうだつの上がらない日々を過ごすユナイテッド。バイエルン戦を見守ったOBでイギリス『TNTスポーツ』のコメンテーターを務めるスコールズ氏は試合前、「チームの努力不足は恐ろしい」と選手たちに厳しい言葉を投げかけていた。 「何人かの選手がコーチ陣を失望させているのは明白だが、もはやユナイテッドの誰に失望すべきかなんて外野の我々にはわからない。判断できないレベルだ…」 一方で、今月2日に行われたニューカッスル戦(0●1)を引き合いに、エリク・テン・ハグ監督らコーチングスタッフへも厳しい言葉を投げかけている。 「ニューカッスルのパフォーマンスは私を不安にさせた。私はユナイテッドでテン・ハグの立場が揺らいでいるとは決して思わない。だが、今の彼らがニューカッスルと対戦するに値する十分なハードワークができているとは思えない。コーチ陣が選手にハードワークを義務付けれていないのだ」 「ニューカッスルは怖い。だが、ユナイテッドは十分ではない。毎週毎週、懸命に努力し続けなくてはならない。しかもそれだけでは十分ではない」 先月の段階で昨季王者として臨んだEFLカップ(カラバオ・カップ)から姿を消し、これで欧州からも去ることになったユナイテッド。残るコンペティションはプレミアリーグと年明けから始まるFAカップのみとなった。
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