栗の木蔭にて思うこと

訪問専業「くりす鍼灸マッサージ院」

だから、按摩・マッサージは効くのです。

2013-11-25 07:41:07 | アクセス数の高い記事


下記の文章は、ブログ「是謂無状之状。」の記事から引用しています。
当院の想いを綴っています。どうかご一読ください。


 健康に関する情報や理論は、日々更新されています。
 それらは合理的な疾病予防や健康管理に、とても役立ちます。
 しかしその反面、理論とは一種の「物語」であって、現実そのものではありません。

 ところが、人間の進化した脳は、時としてその「物語」に過剰にのめり込んで不安を増幅し、自分の体をありのままに感じられなくなります。
 そこから派生する、いわゆる原因不明の凝りや痛み、シビレや冷え、憂鬱などの不定愁訴は、ある意味では高度な文明の副産物なのです。
 しかし、そういった不定愁訴を理論的に解決しようとすると、往々にして「別の理論」や「新事実」に翻弄されて、堂々巡りに陥ります。

 だから、按摩やマッサージ(もしくは鍼灸)などの「手当て」なのです。

 人間は、言葉を使うようになるずっと前から、体調が悪ければ自然に「手当て」をしていたと思われます。
 例えば動物が傷口を舐めるように、丁寧に触れたり触れられたりする行為は、それで回復を促すという以前に、まずは体の状態を、ありのままに感じることが狙いだったのではないでしょうか。

 つまり、按摩やマッサージや鍼灸の本質とは、触覚をフルに活用し、言葉で紡がれた理論の世界から、心身を一時的に解放することで、現実のありのままを感じる力を呼び覚ますことなのです。

 それは、科学的な治療ということとは違うかもしれません。
 しかし、心身の「素の状態」を感じることができれば、心はずっと軽くなるし、体調は効率的に回復していきます。
 体はそういう風にできているからです。

 …とはいえ、言葉で構成されている以上、実はこの文章も「不完全な物語」なのです。
 按摩やマッサージや鍼灸の本質に「触れて」みたい方は、ぜひ!国家資格を持つ施術者(←ここ重要です)がいる治療院で、「手当て」を体験してみてください。


自分の中の月

2013-08-16 07:30:42 | アクセス数の高い記事
私は「明るくポディティブになりましょう」とは言わない。

明るい光(陽)は影(陰)をきわだたせてしまい、

つい、影を気にしてしまう人は、よけいに影が気になるから・・・。

少しの光、月のような明るさでじゅうぶんです。

自分の中に月のような静かな明るさを感じるように

‘ほほえむ’ことから始めてみませんか?


手を当ててみる

2013-08-09 08:26:06 | アクセス数の高い記事
仰向けになって、目を閉じてリラックス。

お腹に手を当ててみる。

冷たいところはないか? 痛いところはないか? 硬いところはないか?

しばらくしているとお腹が動き出す。

温まってきた 痛みがやわらいだ やわらかくなった。

おへその辺りに手を当ててみる。

じっとしていると、手のぬくもりで腰まで温まる。


手足を伸ばし、息を深く吸ってみる。

息を吐いてみると、肺の奥まで入った空気が手足の先まで届くように感じる。


よし、今日もいい感じ。

コンセプト

2013-07-28 15:58:56 | アクセス数の高い記事
当院のコンセプトは、

人体に内在する

自然治癒力=病気を治そうとする力

その力を皆様に感じていただきたいと一番に思っています。
   

おだやかな手技にて体への負担を最小限におさえ、

治療直後から自然治癒力によって、体が変化していくのを実感していただける

ような治療を心がけています。


となっております。


治療をうけた日から数日まで体の変化を実感できるのが

自然治癒力=病気を治そうとする力

を生かした鍼灸・マッサージだと考えています。


身体はどんな病気であっても‘治そう’としています。

その治癒力が発揮できるようにお手伝いするのが鍼灸・マッサージです。

自然治癒力は皆さんの身体に必ずあります。

ご自分の内にある回復力を信じてください。


ホワ~ンとなる鍼灸・マッサージ

2013-05-22 20:27:44 | アクセス数の高い記事
鍼灸やマッサージの治療後、患者様が「体と気持ちがゆるんでホワ~ンとした感じで気持ちいい」とおっしゃってくださいます。

マッサージは手技だけで道具を使わないので安心されるのか、眠ってしまう方がほとんどで、

鍼灸はやはり多少の緊張感があるためか起きている方が多いですが、

でも施術後に「気持ちいい」と。

「鍼が気持ちいい」私にとっては一番うれしい言葉です。

鍼の気持ち良さも大勢の方に知って欲しいです。









かっさマッサージと玉

2012-06-28 07:19:00 | アクセス数の高い記事


かっさマッサージをご存知ですか?

昨年ごろテレビ番組で紹介されたのがきっかけで

書店では本とかっさ板(かっさマッサージをする際に使う道具)がセットで

売られています。

このかっさは本来、中国の‘刮痧’という治療法で

この刮痧を日本語読みすると「かっさ」となります。

日本で売られているかっさ板は主に‘石’の物ですが、

当院では水牛の角(画像)を使っています。

中国ではこの水牛の角が一般的で、

肌に触れると少し冷たい感じはしますが、石ほど冷たくないので使い勝手はいいです。

ご覧のようにこれは櫛(くし)なので、

頭がのぼせやすい方がこれで毎日髪をとくと

「のぼせが改善した」とおっしゃっています。

当院でかっさマッサージを行う場合は、柄の部分を肌にあて軽くマッサージします。

服の上から使用する場合もあります。

夏の日焼けで体が火照っている場合や、湿気で体が重いような時にも

これを使うと気持ちいいです。


もう一つは‘玉’(ぎょく)です。

これは捻挫などで患部の熱感が強いときに

コロコロと転がすようにマッサージすればスーッと熱が冷める感じがします。

また、穴に指先をいれて指先のマッサージにも使えます。

かっさと玉、興味がおありの方はご遠慮なくおっしゃってくださいね。