ままりん♪のたりのたり♪な日記

努力はするがムリはしない!がモットー。
そんなままりんが家族や仕事のこと、
大好きな映画や舞台のことなど、語ります。

おくりびととチェンジリング

2009年03月20日 | 雑記
この間(↓下の記事参照)、
ロキシーで「おくりびと」を
グランドシネマズで「チェンジリング」を観た。
ひさびさに、一日2本、ハシゴ。

比べるようなものでもないけど、
「おくりびと」に軍配をあげる。

日本の映画はおもしろい。
昔に比べると映像技術もきっと格段に進んでいる。
扱ったテーマも良いし、なにより「納棺師」にスポットをあてた
その視点に脱帽。
派手さもないし、終始静かな映画。
でも、その中に見えるものはたくさんあった。
役者も本当に巧者が揃っていて、
久々の秀作だったなぁ~~と思う。

「チェンジリング」はユニバーサル映画らしく、
ガッチリお金使って当時のアメリカを復元、
すっかりその時代の中にはまる。
でもね、うーん。
体制やズルい権力者たちに立ち向かう女性の姿を
描きたかったのか、どこまでも母親である女を
描きたかったのか・・・どっちつかずに思えた。
社会派映画のようだけど、少々弱い。
親子の絆を描いているにしてはきな臭い。
事実は小説よりも奇なりというけど、
衝撃の事件はドラマティックに描こうとすると、
ドラマティックにはならないんだろうか?

念のため言っておきますが、
ひどく悪いわけではありません。
退屈はしませんよ、最後までドキドキだし。
おくりびとと比べてってことで・・・。


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2 コメント

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Unknown (saheizi-inokori)
2009-03-21 13:56:30
おくりびとはみていないけれどチェンジリングは良かったと思います。
それよりいいとなると、こりゃ今からでも見なきゃいかんかな。
ただなんとなく、何人かの人を送ってきた身としては、あの時ああもすればとかこうもすればと悔やむのだはないかと怖いのです。
悲しむだけで精いっぱいで葬儀をやってましたから。
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好み? (園長)
2009-03-21 21:53:53
佐平次さん、
きっと好みもあるんだと思います。
どうも、アンジェリーナ・ジョリー演じる
母親にいまひとつ共感できないんです。私。
どちらかというと精神病院で彼女をかばった
あの女性の方がいい味出してたなぁ~とか。
悪い人達は本当に憎らしくて、名演技でしたが、
牧師さんがイマイチ存在も弱かったかなぁ~と思ったり。

おくりびとは静かに訴えかけてくるものがありました。
それがなんなのかわからないんですけど。
人が生きていくってことは「死」と切り離しては
考えられないんだなぁ~と思いました。
もっくんも広末涼子もイイ役者になりました。
助演男優賞はやっぱり笹野高史、なんたって。
もし、機会があればご覧ください。
長野ならロキシーなんだけどー。笑
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