やっと観ることができました。昨日のブログに書きましたが、
tamariさんと一緒に映画の自主上映団体をやっている
JUNくんがセレクトした単館系作品が、シネコンでも
ラインナップに加えられましたので、行くっきゃない!
ということです。(なんせ、一週間しか上映しませんから
)
カンヌでパルムドールをとった
ケン・ローチ監督「麦の穂をゆらす風」
公式サイトはこちらです。
映画のテーマは・・・
愛するものを
奪われる悲劇を、
なぜ人は
繰り返すのだろう。(映画のサイト・チラシなどで・・・)
重い映画です。そこにあるのは作り事でも、
絵空事でもない真実だと思わせる冷静な目が存在する。
淡々と描かれているのは血の臭いがする現実。
最初は身がすくみました。人の残酷さに。
最後まで人は残酷で、そしてあたたかい血が流れているものだと
ずっしり心に刻まれました。
主人公(キリアン・マーフィー演じるアイルランドの青年)が
「誰と戦うかではなく、何のために戦うのかがわかった」と
遺書に書きしたためるんですけど、私にはこの意味が
まだしっくりこないというか、納得できないんです。
彼をあれほど戦いに駆り立てたものはなんだったのか?
他に進む道はなかったのか?命を失ってまで守りたいものは
いったいなんだったのか?切なくてむなしくなりました。
暴力に暴力で返しても何も解決しないことを
人間は知っているはずではないのか?なのに
なぜ戦うことを選ぶのか?
決して昔話ではなく、いつでも私たちの隣にある。
今まさに戦い傷ついて失われていく命がある。
これからもずっと自分に問い続けていくのでしょうか?
キリアン・マーフィーの目が印象的でした。
先日の「それでも僕はやってない」の加瀬君と
似たような雰囲気を感じました。
華奢で特に美男でもない彼ですが、すごい力がありますね。
見ていない方は、DVDが出たら観てみてください。
あまり茶の間やリビングで観るような映画ではありませんが。
来週は同じケン・ローチ監督が他の監督と共に
作った「明日へのチケット」が上映されます。
ぜひ観に行きたいと思っています。(こちらは評判はどうかな?)
tamariさんと一緒に映画の自主上映団体をやっている
JUNくんがセレクトした単館系作品が、シネコンでも
ラインナップに加えられましたので、行くっきゃない!
ということです。(なんせ、一週間しか上映しませんから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
カンヌでパルムドールをとった
ケン・ローチ監督「麦の穂をゆらす風」
公式サイトはこちらです。
映画のテーマは・・・
愛するものを
奪われる悲劇を、
なぜ人は
繰り返すのだろう。(映画のサイト・チラシなどで・・・)
重い映画です。そこにあるのは作り事でも、
絵空事でもない真実だと思わせる冷静な目が存在する。
淡々と描かれているのは血の臭いがする現実。
最初は身がすくみました。人の残酷さに。
最後まで人は残酷で、そしてあたたかい血が流れているものだと
ずっしり心に刻まれました。
主人公(キリアン・マーフィー演じるアイルランドの青年)が
「誰と戦うかではなく、何のために戦うのかがわかった」と
遺書に書きしたためるんですけど、私にはこの意味が
まだしっくりこないというか、納得できないんです。
彼をあれほど戦いに駆り立てたものはなんだったのか?
他に進む道はなかったのか?命を失ってまで守りたいものは
いったいなんだったのか?切なくてむなしくなりました。
暴力に暴力で返しても何も解決しないことを
人間は知っているはずではないのか?なのに
なぜ戦うことを選ぶのか?
決して昔話ではなく、いつでも私たちの隣にある。
今まさに戦い傷ついて失われていく命がある。
これからもずっと自分に問い続けていくのでしょうか?
キリアン・マーフィーの目が印象的でした。
先日の「それでも僕はやってない」の加瀬君と
似たような雰囲気を感じました。
華奢で特に美男でもない彼ですが、すごい力がありますね。
見ていない方は、DVDが出たら観てみてください。
あまり茶の間やリビングで観るような映画ではありませんが。
来週は同じケン・ローチ監督が他の監督と共に
作った「明日へのチケット」が上映されます。
ぜひ観に行きたいと思っています。(こちらは評判はどうかな?)
TBと書き込み、ありがとうございました。
こちらこそすっかりご無沙汰してしまいました。
佐平次さんのところでは、お目にかかってはいましたが。
『麦の穂をゆらす風』、ご覧になったんですね。
ケン・ローチはイギリスの生んだ至宝です。
この映画で、非暴力による平和への思いを改めていっそう深めました。
かもめもそうだったし。
私も2ヶ月ほど前に親子3人で観ました。
たまらない。。。けど、観てよかったと
思っています。
映画好きってけっこういるんだわ。
それでもつぶれてしまう映画館が次々・・・。
お客さんはどこへぇ~?
髭彦さん、こんばんは。
お越しいただきありがとうございます。
本当にご無沙汰していました。
ケン・ローチ監督は本当に素晴らしいですね!
一陽さん!あらま、偶然という必然というか。
重いけど、心に響く映画でしたね。
こういう映画はやはり外せません。
長野にシネコンができてよかったと思ったのは
初めてでしたよぉ~。JUNくんに感謝。
私のブログへも来てくださり、ありがとうございます。
自分も以前から漠然と考えていたこと(暴力のことなど)を、あの映画に突きつけられたような思いがします。ケン・ローチはたいした人だと思います。
お越しいただきありがとうございます。
ともすれば、目をそらしたままになってしまう現実。
でも、忘れても目をそらしてもいけないんだよと
言われたような感じでしょうか。
明日は「明日へのチケット」を観に行こうと思ってます。
さて、こちらはどんなでしょうか?