ままりん♪のたりのたり♪な日記

努力はするがムリはしない!がモットー。
そんなままりんが家族や仕事のこと、
大好きな映画や舞台のことなど、語ります。

空中庭園

2006年03月18日 | 雑記
昨日は待ちに待っていた?tamariさんが率いる(?)
Cinema Lineの自主上映会の日。
もあがったし、
大好きなハングリーキャタピラーの軽食販売もあるし!
ウキウキワクワク・・・。
私も自分の分を含めてチケット4枚も売ってしまった!
すごい!えらい!(誰もほめてくれないので・・・・自画自讃

さてさて、作品ですが・・・・。
「空中庭園」(小泉今日子主演)
角田光代さんの小説が原作です。
原作を読んでいないので原作がどんな感じで、
何を意図して書かれているのかもわかりまん。
ということで、映画しか知らないので、感想がとんちんかんだったら、
どうかお許しを。

まず、映像を駆使してそれぞれの登場人物の
心情や状況を表現する部分が多用されています。
この監督のやり方らしいです。(すみません、他を観てなくて
なにやらものいいたげな感じが、私には少しわざとらしい感じ。
キライとまでは言いませんが、ここまでしないとだめなのかな?
と思ってしまいましたね。もっと役者にまかせてもいいのにって。
キョンキョンの飾らない自然な感じが、
かえって狂気を感じさせてて良かったから、とても残念。
ただ、その映像と役者の演技がうまくはまって、
象徴的で印象的な場面がいくつかありました。
大楠道代演じる主人公(キョンキョンね)の母が、
スゴイ数のろうそくが刺さったデカイバースデーケーキの
そのろうそくを苦しそうに吹き消しながら
「やりなおし、くりかえし、やりなおし、くりかえし・・・」と
念仏のように繰り返す。あのシーンは好きです。
それから、最後に主人公の記憶が甦るシーン。
あれは「やられたぁ~!」でした。
冒頭の空中庭園の形をした電気のカサがゆらゆらと揺れるのも。

役者の中ではやっぱり大楠道代がピカイチでした!
強烈な存在感で良かった。
キョンキョンは上手いというより、コワイ?
彼女の体温のない感じがとてもあってたんだろうね。
ソニンがああいう汚れキャラとは意外、ハマリ役でした。
瑛太がすごく変な役で出ていました。
おもちが観たらなんて言うか・・・・ははは

映画が終わって、となりにいたちやちゃんが
「なんだか家にかえりたくなっちゃったわ」と一言。
そうだね、うんうんわかるよ。

でも、私的にはあまりにも用意されていたかのような希望の持てる結末に、
少し騙されたような不満な気持ちも残ってしまった。
やけに素直じゃーないな・・・今回の私は。
ひねくれ中です、園長。


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4 コメント

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Unknown (たいやきサンバ!!)
2006-03-19 23:03:41
園長 様



第2回のほうに、参加しましたが、会場では、園長さんの姿を見つけられませんでした。



※ しかし、ナリさんご夫妻は、すぐ前の席でしたので、気づきました。



大楠道代の存在が、映画の1つの芯でしたね。



そして、小泉今日子の感情を抑えて、決然とした演技にも、怖さが出ていました。



次は、「かもめ食堂」か「ホテル・ルワンダ」が観たい!と思います。ひとりで、じっくりと。

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どちらも・・・ (園長)
2006-03-20 21:46:53
長野でやるかしら?

私も観たいですね、二本とも。



でも、次はtamariさんと一緒に

「東京ゾンビ」です。(笑)
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ひねくれてひねくれて (saheizi-inokori)
2006-03-21 10:22:54
ねじりん坊になっちゃうかな。床屋のねじりん坊、いつまでたってもひねくれている。見飽きない。
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おひさ? (園長)
2006-03-21 21:51:16
佐平次さん、おひさです・・・。

風邪の菌が思いのほかしつこくて、

いまだに鼻水じゅるじゅる・・・・まいってます。



なんだかひねくれ園長な気分になる映画でした。

心揺さぶられるホームドラマというには

ちょいとエグイ映画だったと思います。

ま、見飽きないということで、しばらくひねくれています。
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