競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2019年日本ダービーの結果、払い戻し、レース振り返り

2020-04-23 09:54:03 | 競馬レース結果
1着:ロジャーバローズ
勝ちタイム:2:22.6
ラップ:12.7 - 10.7 - 11.4 - 11.4 - 11.6 - 12.0 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.9 - 12.0
テン:4F 46.2 - 3F 34.8
上がり:4F 48.1 - 3F 35.9
3歳牡馬クラシックの1つのレースでもあり、日本のG1レースの中でもトップクラスの人気を誇るレースでもあるのが日本ダービー。G1レースと言えば?と言う質問に対し、ダービーと答える人も少なくないと思います。
2019年は、新馬戦から連勝を重ねて三歳クラシックの最初のレース皐月賞を勝利したサートゥルナーリア、皐月賞では惜しくも2着だったヴェロックス、そして皐月賞3着で重賞勝利もしていたダノンキングリーなどが集結し、舞台を中山から東京競馬場に移し再び激突することになりました。
この記事では2019年に開催された日本ダービーのレース結果、払戻し、レース振り返りをしていきたいと思います。
結果

2019年日本ダービーのレース結果は以下のようになりました。1番人気の勝率も高いレースではありましたが、前年の2018年は大荒れの結果となり、三連単では285万円の払い戻しを記録していましたが、果たして2019年はどのような結果だったのでしょうか。
1着:ロジャーバローズ(浜中俊)
2着:ダノンキングリー(戸崎圭太)
3着:ヴェロックス(川田将雅)
4着:サートゥルナーリア(Dレーン)
5着:ニシノデイジー(勝浦正樹)
6着:クラージュゲリエ(三浦皇成)
7着:ランフォザローゼス(福永祐一)
8着:レッドジェニアル(酒井学)
9着:タガノディアマンテ(田辺裕信)
10着:メイショウテンゲン(武豊)
11着:マイネルサーパス(丹内祐次)
12着:エメラルファイト(石川裕紀)
13着:ナイママ(柴田大知)
14着:ヴィント(竹之下智)
15着:リオンリオン(横山武史)
16着:シュヴァルツリーゼ(石橋脩)
17着:サトノルークス(池添謙一)
18着:アドマイヤジャスタ(Mデムーロ)
単勝オッズが1.6倍でダントツの1番人気となっていたサートゥルナーリアがまさかの4着。単勝オッズ93.1倍の12番人気のロジャーバローズが2019年の日本ダービーを制しました。
鞍上した浜中俊騎手は、日本ダービー初勝利となりダービージョッキーの仲間入りを果たしました。3番人気のダノンキングリーが2着、2番人気のヴェロックスが3着になり、皐月賞で熱戦を繰り広げた3頭の争いはダノンキングリーに軍配が挙がる形となりましたね。
サートゥルナーリアの着外は予想外でしたが、それだけ日本ダービーを勝つことは簡単ではないという事ですね。前走のG2レース京都新聞杯で2着になっていたロジャーバローズは、実力はありましたし、大逃げをした15番のリオンリオンにペースを崩されることもなく、自分の競馬を出来た結果なのではないでしょうか。
以下では払い戻しについてご紹介していきたいと思います。
払い戻し

1番人気馬のサートゥルナーリアが着外になったこと、12番人気のロジャーバローズが勝利したこともあり、大きな配当となりました。
単勝:1(9,310円)
複勝:1(930円)、7(210円)、13(190円)
枠連:1-4(7,150円)
馬連:1-7(11,200円)
馬単:1-7(47,090円)
ワイド:1-7(1,990円)、1-13(2,280円)、7-13(380円)
3連複:1-7-13(12,050円)
3連単:1-7-13(199,060円)
2,3番人気が絡んだこともあり、三連複ではそこまで大きな配当とはならなかったものの、三連単では1990.6倍のオッズがつきました。
実力馬が集まるだけに、毎年それなりのオッズがつく傾向にありますね。しかし、上人気馬で決着することも珍しいことではないので、2019年は荒れた方と言えるのではないでしょうか。
1着になったロジャーバローズですが、なんとレコードタイムも叩き出しており、実力の高さは完全に証明出来ましたね。しかし、残念ながらこの日本ダービーで引退することが発表され、種牡馬となることが決まりました。今後はロジャーバローズ産駒の競走馬が活躍することを願っています。
レース振り返り
それでは2019年の日本ダービーを振り返っていきましょう。
逃げが予想されていたのは1番のロジャーバローズと15番のリオンリオンですが、スタートと同時に真っ先に先頭に立ったのはリオンリオンでした。
一気に他の馬を付き放し独走状態。リオンリオンの大逃げでレースが進んでいきます。ロジャーバローズは、リオンリオンから10馬身ほど離れた位置にいましたが、そのロジャーバローズですら3番手を大きく付き放していました。
他の競走馬はしっかりと脚を溜める展開に。最終コーナーに向けてグングン加速していきますが、リオンリオンとロジャーバローズはまだ前方。直線に入るとロジャーバローズがリオンリオンを早々にかわし先頭に立つと、そのまま加速を続けていきます。
1番人気のサートゥルナーリアは大外を回ることを余儀なくされ、直線に入っても前方とは大きな差がありました。自慢のスピードで一気に追い抜いて行きますが、前を捕らえることが出来ませんでした。
2着になったダノンキングリーはロジャーバローズにかなり迫りましたが、結局かわせず。リオンリオンは直線では力を出すことは出来ませんでしたが、全体に前残りになった印象があります。直線に入った時にどれだけ前にいることが出来たのかが勝敗を分けたと思います。
まとめ
2019年日本ダービーは、12番人気のロジャーバローズがレコードタイムで勝利するという結果でした。直線が長い東京競馬場ですが、後方の馬は前に迫ることが出来ずに敗北したレースでしたね。2020年も先行・逃げ馬に注目してみてはいかがでしょうか。


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