競馬の過去レース回顧録

競馬過去の重賞レースの結果や回顧録をご紹介します。

2019年皐月賞の結果、払い戻し、レース振り返り

2020-04-10 10:38:19 | 競馬レース結果
1着:サートゥルナーリア
勝ちタイム:1:58.1
ラップ:12.3 - 10.5 - 12.0 - 11.8 - 12.5 - 12.1 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.4
テン:4F 46.6 - 3F 34.8
上がり:4F 46.9 - 3F 34.7
2019年の皐月賞で最も注目され、人気を集めたのはサートゥルナーリアです。皐月賞に登場するまでの新馬戦、萩S、ホープフルSはいずれも圧勝で、最後は余裕でゴールという圧倒的なレースで勝ち進んできており、次世代のスーパーホースの呼び声の高い最強馬として高い注目を集めていました。
父はアーモンドアイと同じロードカナロア、母や日米オークス制覇のシーザリオという超一流の血統で、皐月賞に出走するライバルの多くとは初対戦という不安要素もありながら、単勝オッズ1.7倍という圧倒的人気を獲得しました。

結果


2019年皐月賞のレース結果は以下のようになりました。
1着:サートゥルナーリア(ルメール)
2着:ヴェロックス(川田)
3着:ダノンキングリー(戸崎圭)
4着:アドマイヤマーズ(Mデム)
5着:クラージュゲリエ(横山典)
6着:タガノディアマンテ(田辺)
7着:ラストドラフト(シュタ)
8着:アドマイヤジャスタ(岩田康)
9着:ダディーズマインド(宮崎)
10着:ナイママ(柴田大)
11着:ブレイキングドーン (福永)
12着:シュヴァルツリーゼ(石橋脩)
13着:ファンタジスト(武豊)
14着:サトノルークス(池添)
15着:メイショウテンゲン(三浦)
16着:クリノガウディー(藤岡佑)
17着:ニシノデイジー(勝浦)
18着:ランスオブプラーナ(松山)
断トツ1番人気に応えたサートゥルナーリアが見事に1着を獲得。2着に入賞したのは4番人気のヴェロックスで、3着には3番人気のダノンキングリーという決着に。4着に入賞したのも2番人気のアドマイヤマーズだった事から、1着から4着入賞が1番人気から4番人気という堅い決着になりました。

払い戻し


1着から4着入賞が1番人気から4番人気という堅い決着になった事で、払い戻し額もかなり低い結果になりました。
単勝:12(170円)
複勝:12(110円)、7(200円)、4(160円)
枠連:4-6(670円)
馬連:7-12(950円)
馬単:12-7(1,140円)
ワイド:7-12(360円)、4-12(270円)、4-7(660円)
3連複:4-7-12(1,480円)
3連単:12-7-4(4,390円)
サートゥルナーリアの単勝オッズが1.7倍の断トツ1番人気で、そのサートゥルナーリアが順当に1着にきた事で配当はかなり低いです。5着に入った14番人気のクラージュゲリエが掲示板の中に入ってきていればかなり荒れた払い戻しになったのですが、結果的には人気の高い実力馬が順当に上位にランクインしています。

レース振り返り


2019年の皐月賞のレースは近年稀に見る程の名レースとなりました。
まずレースを先導したのはランスオブプラーナ、ダノンキングリーが好位につけ、アドマイヤマーズやヴェロックスなどの人気馬が続くという形になります。注目のサートゥルナーリアは好スタートを決めてから7番手の外からレースの展望を見守る形でスタート。
サートゥルナーリアは道中はヴェロックスの後あたりに位置し、少しずつ加速していく中で2列目付近まで押し上げて最後の直線へ入ってきます。最後の直線で最初に仕掛けたのはヴァロックすで、外から伸びてくる。最後の直線は、内から出汁抜きを狙ってきたダノンキングリー、ヴェロックス、サートゥルナーリアの叩き合いに!3頭の叩き合いを僅かに制したサートゥルナーリアの勝利となりました。
サートゥルナーリアに騎乗していたルメール騎手はこのようにコメントしています。
「直線で先頭に立った時、馬がスタンドを見て内にモタれました。ただ道中はずっといい感じでした。ホープフルSの勝ち方が凄かったですし、調教もいい感じだったので自信がありました。今日は休み明けで100%のデキではありません。トップコンディションでダービーに臨みたいです」
最後の最後はサートゥルナーリアが無敗の意地を見せた形で、世代最強馬を決める最後の叩き合いで見事に勝利を飾った形になります。最後の3頭による叩き合いは皐月賞でも稀に見る名レースとなっていますので、一見の価値ありです。
まとめ
という訳で2019年皐月賞のレース結果、振り返り、払い戻しなどを紹介してきましたがいかがでしたか?結果的にはサートゥルナーリアが勝つというレースでしたが、今までのレースとは違い圧勝ではありませんでした。
しかし、あの最後の直線の叩き合いでも負けない強さを見せつけ、超一流血統のスターホースであるという事は証明した形になります。皆さんも知っている通り皐月賞は、日本ダービー、菊花賞と共に三冠の第一関門で、最も速い馬が勝つと言われているレースです。
無敗の三冠馬誕生への期待が持ち上がる、サートゥルナーリアの素晴らしいレースでした。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿