認知症の母

こんにちは。
ようこそお越しくださいました。
ありがとうございます。

長い時間をかけて観察していると、
分かってくることがあります。
たとえば認知症。

私は母親を見て、その過程を観察できたのです。
私の母は、保健婦をしていました。
健康には人一倍気を使い、
食事や栄養バランスをとるために体に良いものは試しており、
８０歳まで健診に頼まれていたのです。

ところが真冬の健診で、
ある会社の入り口の前が凍っており転倒し、ひざを骨折しました。

そこから急激に衰え始めたのです。

ひざの怪我が治ったものの、泌尿器の病院に通い始めました。
それから時間が経つに連れ、
認知症がひどくなり始めたのです。

その後総合病院の泌尿器かで診察を受け、
婦人科での処置のため手術をしました。

その後も認知症は少しずつ進行していたようです。

ある秋の日の夕方、
少し目を放した隙にいなくなってしまいました。

５時過ぎて暗くなり、
探しても見つけることができずにいたところ、
警察から電話があったのです。

側溝に落ち足を骨折しているところを通行人が見つけ、
通報してくれた人がいました。

その後、３ヶ月以上入院生活が続きます。
入院中に、認知症ということでとても迷惑をかけていました。
退院してから介護認定を受け、
現在週３日デイサービスに行っています。

本当に多くのことを、学ばせてもらいました。

認知症は予防できます。
そのことを、明日も続けて書いてゆきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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