無常の風とは、よく言ったものである。
まさかまさか彼奴がと云うより、彼が何でどうしたのと??
疑問ばかりの今日、人間どうしてそんなに死に急ぐのか
生きている、生かされていると云う貴重な生命財産を断つ
俺には、少し解るような気もしてきた。
終末をどのように迎えるかは人それぞれだが、何も電車に
飛び込みこの世の終わりとすることないだろうと想うのは
俺だけか、稼業を引退して除名除籍の通知も発送して関係
各位に届かぬ内にこの世の終りを自ら果てる。
俗世間は、生きることは苦しみなり鬼籍に走れば後振り返らず
安易に取り返しのつかぬ結果になってしまった。
寂しくなる一方である。鬼沢にご冥福合掌