abymanの思考の旅日記2

クリスマスのこと


幼い頃、
クリスマスの朝起きると、
枕元に紙で出来た赤い靴下の中にお菓子がいっぱい入っていた。

ボクは毎年、それを楽しみにしていた。

8歳の時だった。
クリスマスイブの日。
親父がボクたち兄弟6人に集合するように云った。

初めての家族全員の会議だったと思う。

親父は腕組みをして、
兄弟全員の顔を見渡して、
「みんな、家にはクリスマスはない。何故なら家は仏教だからだ」

兄や姉たちは黙ってその場を離れた。

ボクは親父に、
「ねぇ父ちゃん、ぶっきょうって何?」

親父は、腕組みしたままだった。

コメント一覧

harumatidori
warmth&love

いいですね

ありがとう˘ ˘*
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る