aCappella好き♪

眠れなかった・・・

・・・ブラックじゃないの?

周りにそう言われるほど、過酷な職場?で
ムスメは頑張ってます。

一年半の研修期間を終え
10月に本配属になった現場は・・・

仕事自体はバイトや見習い時代とさほど変わらない、
ようにワタシの目には見えるのだけれど
飲食はタイヘン、とはこういうコト?!とばかりに
シフトの滅茶苦茶さと、
間借りの店舗ゆえ、休憩や仮眠を取る環境が
整っていないこと、
長時間の立ち仕事・・・などなど
「それって無理でしょ!!」と言いたくなる毎日。

「セーターもうすぐ出来るよ~
25日に持って行けそう」と
昼間にラインを入れておいたら

0時過ぎ、「24日の午後、仕事になった・・・涙」と返信あり。
「しかも、終電なくなる疑惑(涙)」と山手線の中から。
線路に人が立ち入ったトラブルで
電車に閉じ込められてるらしかった。

「しかも、明日もオープンからラストまで仕事~」
(オープンの日は四時起き。もちろん休憩はある。
けれどゆっくり休める場所がない)

0時16分、「日比谷線終了のお知らせ(泣)」

何度かのやり取りの後、LINEが途絶えたので
布団に入って眠れずにいたら
1時20分に「やっと山手線おりた・・・
けどタクシー並びすぎて乗れないらしい。
歩いて帰ります」

都会って、なんてところなの?!
20代の女の子が、そんなのって・・・・
田舎にいたら、多少遠くても
車で迎えに行くのに~と、私まで泣きたくなった。

東京の人は成すすべがないな。
いや、歩いても帰れるという状況がそうさせるのか?
田舎だったら、絶対に歩いて帰れる距離じゃないもんな。
早朝から終電逃すまで仕事して、
深夜に電車からおろされて、
どのくらい歩いて帰るというのか。

そして、明日も四時起き。

「もうやめます。
泣きながら歩いてる。」とLINEが来て
「仕事探しとくわ」と返した。

彼女が、今の弱気でそう言ったことはわかってる。
今まで何度も、やめたいと思った。
でも、強い子だから、ここでやめたくないと
覚悟を決めていた。

もう、いいんじゃないの?
仙台に戻って、資格を生かした仕事をすればいい。
簡単ではないにしろ、求人はあるはず。

やめたら、とは言えない。
彼女が考えて決めること。
いつものように、ただ黙って見守るだけ。


実は、この頃楽しみにしているガッキーのドラマ
「逃げるは恥だが役に立つ」で
連日の徹夜や土日出勤で忙しく働く人たちを見て
「世の中って、みんなこうやって頑張ってるんだねー」と
今度会ったら娘に話そう、と思っていたところだった。

夫も結婚したころ、夜中の1時2時に帰ってきて食事をし
次の日は普通に出ていく・・・という毎日だったし。
今思うと、よく体を壊さなかったなーという感じ。
私のOL時代は、均等法もまだなくて
オンナノコは遅くなると労基法で強制的に帰された。
特に「均等」を要求するつもりもない私にとっては
ありがたいことだったな(笑)

仕事って、なにかな。
楽しく生きがいを持って働く、って理想かしら。
「仕事の半分は、”仕方がない”で出来ている」
「あとの半分は?」
「・・・帰りたい(笑)」
ってセリフが前回の「逃げ恥」であったけど
それはそれでいい。
食べていくため、何かしらの好きなことを続けるため、に
仕事をしていると割り切れば。

若いから大丈夫、なんて気楽に言えはしない。
身体も、ココロも、壊れてしまっては取り返しがつかない。

三年以内の離職率がどうとか、よく目にする現代で
世の中がもう、そうなってしまっているんだと
ようやく気付いた「昔の人」の一人である。

逃げるは恥。でも、役に立つ。

離職が逃げだとは言わないけれど
なんとなくそんな雰囲気を醸し出す中で、
三年は頑張りたい、と言ってた娘に
そっとかけてあげたい言葉。

そんなに頑張らなくても大丈夫だよ。
アナタが弱いとか誰も言わないよ。

でも、

ほんとうのところはどうなのか、
本人にしかわからない。

歯がゆいけれど、見守るだけ。

6時に目が覚めて、
ああ、もう彼女はきっと出勤してるだろうなと思うと
私も起きてしまった。

がんばれ、ムスメ~
今日が過ぎたら、
明日の午前はきっとお休みだね。
午後から仕事になったーって、言ってたから。(おい)

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コメント一覧

るか@Silky
http://yaplog.jp/acappellazuki/
> よこたんさん
コメントいただいてホッとしました。
本当に、どの仕事も大変ですよね。
徹夜が続いたり、休日返上だったり。
それが日常的でお給料にも換算されないとなるとブラックかなと思うけど
今のところ、休日や休憩はそれなりにあるし、
お給料も極端に少ないということはないので…
スタッフにインフルエンザが2名出てしまった、という緊急事態には
乗り切るしかない壁だったと後でわかりました。
上司も代わり、少し考慮してもらえることも増えたらしいし
何より仕事関係の人たちからのうれしい言葉に
助けられたと言います。
ちょっとでも顔を見て、話を聞いてあげられて
私自身がホッとしました。
みんな厳しい条件の中働いているのに
彼女が友人らからブラックでは?と言われることが
何だか切なく感じてしまいました。
…応援したいと思います。
よこたん
http://yaplog.jp/yokotan/
ああ、胸が痛いですね。
変わってあげられないし。
世の中、どの業種もブラックだと思うな…。わたしも入職した20年前とは待遇も給与形態も悪くなってます。
まず日曜日しか休みがないのに日曜日に出勤しなきゃならない…。
平日どんなに遅くても、週に一度の休みは絶対必要ですよね。
娘さん、本当に頑張ってると思います。
しんどい中で、るかさんの存在は支えになってるでしょうね。
弱音を吐ける場所って大事ですもん。
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