aCappella好き♪

今度は心臓が…

義母はだいぶ回復して
手押し車で歩けるまでになった。

整形外科を受診する前の日
左足の甲が腫れているのに気づき、
看護師さんにその話をしたら
「今日は良くなった」と横から義母が言い
「あ、今日は良くなったのね」と
そのまま話が終わってしまった。

その時は、転んだことが関係してるかなと
簡単に考えていたけれど…

昨日、ふと見ると
左足首あたりから下がパンパンになっていて
右足も腫れて来ていたのでびっくりして

「おばあちゃん、酷くなってるよ〜
こういうことあったら教えてね。
多分、心臓かもしれない。」

どうしようかな、今度の土曜は整形行かずに
内科を受診した方がいいよね。
・・・一人で考えていると、わからなくなってくる。

午後、ケアマネさんから電話があったので
そのことを話すと、早めに病院へ行った方が・・・とのこと。


よし!!
義母はどのくらい歩けるのか?
こうなったら何とかして連れて行くしかない、と決意。

さっきまでダラダラ考えていたのが噓のように
そこからの私はテキパキ行動。

介護タクシーを頼んでは、というケアマネさんの案を伝えると
「そんな大げさな・・・どれ、歩いてみるから。」と
義母も動いた。

その前に。
「クリニックに行って聞いてくるよ。
午後の人数に達してたら診てもらえないから。」

受付で聞いたら、
いっぱいの待合室はほぼワクチンの人たちで、
診察は大丈夫とのこと。
急いで、義母を連れに戻る。

「おばあちゃん、どのくらい歩けるの?」と介助を始めると
・・・なんだ、案外歩けるようになってるじゃん。

パンパンに腫れて靴は入らないので
私のウオーキングサンダルを出して履かせた。

一歩ずつ、踏みしめるように、杖を頼りに歩く。
心配だった、外の階段もクリア。


「実は今月初めに転んでヒビが入って・・・」
・・・かくかくしかじか。

「じゃあ、胸のレントゲンと血液検査をしましょう。」
と言う段になって
「それと、実は昨日あたりから咳が出て
風邪ひいちゃったみたいなんです。」と付け足すと

「ああ~それを先に言ってほしかったなあ。」と先生。
「隔離室で体温はかって、コロナの検査を」
ということになった。

そうか!
このご時世、風症状のある人は隔離室なんだった!
まさかどこにも出かけない義母がコロナだなんて
思いつかなかったものだから・・・
先生ごめんなさい。

隔離室で体温を測ると、37.1度。
発熱してるじゃーん(汗)

急に心配になり、
二人でシュンとしながら結果を待った。

発熱しても、調べないぞ!
自宅にこもって治るのを待つ、と決めていたのに
こうなったら私も
調べられちゃうじゃん~~~

などとあれこれ考えていたら15分が過ぎて
「レントゲン撮りましょう~」と看護師さんが来た。

・・・陰性!!

ヨカッタ~~~


義母の足の腫れは、心臓からのようで
利尿剤を出された。

息が上がって、呼吸もヒューヒューしてた。
診てもらってよかったなあ。

「夜中に苦しくなったら、救急車呼んでいいですよ。」
と言われて帰って来た。
心臓が肥大していて、心不全のような状態だと。

数年前、全身がむくんで検査を受け
その時に弁膜症と診断された義母だが
何の自覚もないし、自分が病気だとは思っていない。
私も、ともすれば忘れていた。

すっかり暗くなった外を見て、
「今日はお弁当でも買って帰りましょ。」と義母が言った。

半日一緒にいて、嬉しかったのかな。
それからずっと、ご機嫌だった。

いつも二階で仕事をしている間
ひとりでリビングにいる義母。
動ける時なら上がってきて仕事を眺めていたけれど
それも出来ないし

私が出掛ける時もついて来られないので
お留守番ばかり。

その分、私の精神状態はかなり良好だけど
本当は寂しいんだと思う。


「コロナじゃなくてよかった~」と義母。
「ただでさえ迷惑かけてるのに、コロナだったら
るかさんに申し訳ない」というけど

「いやいや、もしおばあちゃんが陽性だったら
私から感染したんですよ」と笑った。






ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ヨメの気持ち・ムスメの気持ち」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事