娘の部活も、9月5日の東関東を残すのみ。
今まで、自分たちの練習そっちのけで
星組(1.2年のマーチングチーム)の
練習を見てきた3年生。
私としては「おいおいおいおい・・・」だったのですが
娘いわく、本選通って何が嬉しいって、
「引退しなくていい=星の練習を見れる」
ことだと言ってたから
それもアリかな。
いや、S先生だったらきっと
地獄の特訓(もしかしたら合宿
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完成度の低~~~い(・・・と思う)月組ではありますが
何しろ、顧問がね。。。。どういう考えしてんだか
2時3時に平気で練習終わる日もあって
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その後、3年はずーーっと、星に付きっ切りで特訓してたという・・・。
「星を見てやれってことで早く終わるんだろ」
とS先生は言ってたけど
いやいやいやいやいや・・・違いますってば。
そんな余裕のある演奏、してないですから
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しかし・・・星のリーダーは2年生なんだけど
これがまた曲者で・・・
態度が反抗的でやってらんないから
帰ってきちゃった、と娘がいう本番の二日前。
上達の近道は「素直」だな、と思う。
教えを素直に受け入れることが出来ない人は
決して伸びることが出来ない。
備わった才能より、「生きる姿勢」。
負けず嫌いだったり、基礎練好きだったり、
「努力を楽しむ」ことが出来る人は、上手くなる。
でもその前に、部活の場合は
「教えてくれる人を信頼する」、あるいは
「どこまで信用していいか見極める??」てことが大事かも。
「音のわからない先輩が好き勝手に言ったことで
後輩が潰れる」構図も、中にはあるらしいから(笑)
「先輩が威張る」は世の常だけど
スポーツみたいに記録が残れば、わかりやすいんだけど
「音の感覚」なんて、わかる人にしかわからないから・・・。
そして「わからない人」ほど、平気で無茶言うトコ、あるよね(笑)
マーチングが大好きな3年の何人かは
基礎動作も上手いし、「どこが悪いか」よく知ってる。
全国大会のDVDなんか、覚えるくらい見てるマニアだし。
「何度注意しても聞かない」と嘆くけど、
やろうとしても出来ないのか、
自分の悪いところがわかってないのか・・。
幸いにも今年の顧問がビデオを買ってくれたらしいので
「ズームで撮って本人に見せた」と、
やや意地悪に笑ってたけど・・・
この春、定演前に卒業生が教えに来てくれた時
「ウザい先輩みんな来た」とか
「全部ぶっ壊された」とか、言ってた娘はきっと
先輩からしたら「曲者の後輩」なんだろうけど
「大丈夫、顔には出さないから」と、本人はのん気。
バレてると思うけどなぁーーーー(笑)
反面、「先輩が指導に来てくださって、
ホントに助かった」と言ってたよその母たちは
なんて天使のようなんだろう
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しかし、その母の子供たちは「音がわからない」チームに属す・・。
わからないってことは、平和なことなんだなぁ、とも思う。
実は、「先輩が教えに来る」は
S先生の遠隔操作のような気がしてならないこの頃。
だって、去年の3年たち、今はS先生のいるCS高に入りびたり。
(速攻で鞍替えしたなぁ・笑)
「だから、お前ら、合宿行ってやれって言ったんだ」と
回りまわって私の耳にも届いた翌日、
先輩が合宿にやってきた・・・・。
「3年がかわいそうだろ、お前たち(去年の3年)は
最後まで一緒にやれたけど」ってCS高で言ってるのを
ヨソの高校出身の音大生K先輩が聞いていて
中学の後輩であるサトちゃんに、いちいち報告してくる話とか・・・(笑)
「指揮がヤバイです」と私がメールした数日後には
お世話になってる楽器屋さんが学校にナニゲに来てくださって
「音はいいから、後はこっちだな」ポンポン、と
顧問の肩を叩いていった・・・とか聞くし。
まっ、これらは「カリスマ伝説」であって
真偽の程はわからずじまいだけど。
最後に。。いつか書こうと思っていた、S先生の方針。
なんと、オーディションがない
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楽器を決めるときも、本人の希望を聞いて
決まらない時は、何度も話し合って、説得する。
コンクールも、オーディションなし。
3年は必ず出る。
ぶっちゃけ、下手な人も上手な人も・・。
そこにこだわらなければ、あるいはもっと
上手な演奏が出来るのかも。。なんて(それはないか
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全国レベルの高校を見て、思うけど(笑)。
せっかく3年間がんばった子供たちを、
みんなコンクールに行かせてあげたい、って
先生は言ってたらしい。
それから、和気藹々。
部員全員にニックネームが付いていて
みんなホントに仲がいい。(・・・ように見える?笑)
いろいろ、あるにはあるけどね。
・・・長くなりました。
多分、次回に続く(爆)。