aCappella好き♪

三部作、になっちゃったよ(完結編?!)

前々の日記で

「あの人がどう、とか思わずに
じゃあどうするか。
私が明るく前向きに接していけば
天の神様がご褒美を下さるかもしれない。」

と、書いたことに
ようやく繋がって、ホッとしてます(笑)。


小さいころは、大好きだった。
子供のいない「その人」は
私が望むかどうかに関わらず
いつも高価なもの、美味しいもの、を与えてくれ
優しく、気前のいい、身近な人で・・・

でも、私が大人になって
誰も何も言わなくても「何か」を感じるようになり、
あるいは、実際に「そういう目」に遭うようになると
実は恐ろしく面倒くさい一面がある、ことがわかる。

それは序章に過ぎなかった・・・てヤツね(笑)。

多分、父が亡くなったことも大きいと思う。
怖い人が誰もいなくなってしまったから・・・


大人になって、恩返しをすべく
結婚して遠くに住んでからは
年に数回うちに招いてあちこち案内したり
母とワンセットで、同じように扱った。
そのたびお土産だの子供のお祝いだの
過分なくらいしてもらったけれど

いつも、思ってた。
「モノがほしくて付き合ってるんじゃない」

時々、誰かと揉めたりこじれたりするたび
心を痛めながら、労を尽くして修復に努めたのは
どちらかというと、「その人」が
誰からも疎まれないように、
孤立してしまわないように、
そんな思いが強かったからで
縁を切られるのが怖かったんじゃない。

私はお金もモノもいらないし、
ただ、円満に過ごしたかっただけ。

今、私たちがいい大人となり
世間的にも世代交代を感じるこの頃。
今度こそ、それを態度で示す時なのに
エスカレートしていく悪意の中で
うわべだけの付き合い、になってしまっていることが
残念でならない。

「大きな家を建てて、みんなで住もう!」と
まだみんなが親しくしていた若い日に
夫が言ってくれた、その中に
彼の両親と、私の母と、そして
子供のいない「その人」が含まれていたことに
私は深く感謝し、いつか本当にそうなってもいいなと
どこかで思っていた。

「こんなことにならなければ」
いずれ年老いていく「その人」の老後のさみしさを
埋めてあげることができたはず。
母も、小さい私たちに、いつもそう教えてくれた。


こう言ったら悪いけど、「自業自得」。
他人にしたことは、いつか自分に返って来る。

人を傷つけても、それに気づかない。
こじれた関係は、相手が謝れば元に戻れると思っている。
人間って、そんなに簡単に
過去を忘れてしまえるものかな。
積もり積もって、とうとう・・・・
「もう、いい。」と誰からも背を向けられ、
いつしか一人ぼっちになっていく、ことが気がかり。

「断絶」は、世の中によくあること。
一生付き合わなくてもいい相手なら、それもいい。
私の知る人に「親戚と付き合いがない」
「実家と縁を切った」という人も多いけれど
母の世代の人たちには
「お墓参りも出来ない」「本家にお参りにも来ない」ことは
さぞかし胸が痛むことだろう。

この次会った時、なにもなかったように
「こんにちは、しばらく」って自然に笑える自信が
だんだんなくなってくる。

こっちに越してきたことをきっかけに、
また行き来できるようになるんじゃないか、と
土地を買った3年前はそう思ってた。

折を見て、(あっち側、の顔色を見て
すっかり疎遠になった親戚も含め)
あいさつ回りに行くつもりではいるが
なかなか腰が上げられない。



この頃、私はこう思ってる。
母も然り、「その人」に対しても
もう先が長くない年寄りの(・・・いつものセリフ・笑)
嫌がることは、しないでおこうと。
訪ねて喜ばれるなら、訪ねよう。
自分の心の葛藤は、とりあえず横において。
引っ越しの連絡をしたことで、もし
相手に嫌悪感でも与えたとしたならば
今後はそっとしといてあげた方がいいようにも思う。
(返事もないし)


・・・こう書こうとしていたところに、ホムカミ(笑)。

妹とは何もかも合わない、
正直、本当に会いたくないんだ、と言ってたJさんが
愛する父のため、嫌々再会を果たし
番組の最後で涙ながらに抱き合って和解するのを見ると
乗り越えるべき試練って、あるのかなとも思う。
そしてその先にハッピーエンドがあるならば
「この瞬間」のモヤモヤやイライラや
嫌~~な気持ちは、えいっ!と捨てて(笑)
もうひとがんばり、奮闘してみるのもいいか。


「あの人がどう、とか思わずに
じゃあどうするか。
私が明るく前向きに接していけば
天の神様がご褒美を下さるかもしれない。」

「あの人」は、昔からよく言ってた。
自分が尊敬するのは、世の中に二人。
美智子妃殿下と、るか、だって(笑)。
それだけ辛抱強く、いつも優しい私なのです~(笑)
(表面的には、ね。表面だけ、かな?くくく・・・)


結局のところ、今の私はただ・・・
年老いた母が、しあわせならそれでいい。
それだけ。

どうしたら母が、しあわせでいられるのか。
それを考えると、このままがいいような気もしてる(笑)

(完結)


(ここ数年、何かの折に何度も
書こうか書くまいか悩みつつ、
長文を書いてはすべて消し・・・
こんな身内のゴタゴタを知られるのもなんだし
読み手も全く興味ないだろうし・・・
でも、自分のために、
気持ちは残しておこう、と今回思えたので
書き終えました)

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