きっかけは「ハモネプブーム」と「ゴスペラーズ」。
・・どっちも、硬い声をぶつけ合う感じのポピュラー系。
メンバーを募る時、「コーラスとはベツモノ」をウリにしたら
何人かが集まってくれた。
「コーラスが苦手」で「カラオケが好き」な仲間。
ホント言うと「コーラス」も好きな私は
たまには叙情歌や童謡なんかも美しくハモりたい・・と
思っていたんだけど（笑）
なんか～言い出せなくて、ほとんどやってない。
もともと「人間カラオケ」が好きだった私のアレンジは
忠実に楽器の音を拾い、声でハモる形を取っていて
足りない部分にオリジナルのフレーズを足していく。
（スタンダード＝誰もが知っていて、いろんな人がカバーしてる曲＝
の場合は最初から好き勝手に作ってるけど）
なんかね・・ポピュラーは、原曲どおりにやりたくなっちゃうの（笑）
アレンジまでが作品、て感じがしてね。
その、「硬い声でポピュラーをハモること」が
何となくウチが目指してた場所だった気がするんだけど、
最近、よそのバンドさんの音源やらライブを
聞かせていただく機会があって思うのは、
アカペラと言っても、いろんなスタイルがあるんだなってこと。
アカペラやってる人って、コーラス出身が多いのかも知れないけど
ウチとは異質の、柔らかいハモり・柔らかいＶｏ．のバンドもある。
多分、昔からいう「アカペラ」というイメージそのままの・・。
・・それもまた素敵なの
こういうスタイルがあるんだって気が付いてしまうと
何を目指しているのかを、ふと考える。
もちろん、いろんなものを同時にだってやれると思ってるし
（声楽とゴスペルを一緒にやってるヒトだから・笑）
そうありたいと思ったりもするけど
じゃあ「この曲」はどうやる？って、そういうことになるよね。
歌う時、どう歌いたいかをイメージするのって、大事だと思う。
頭の中にお手本を描くって言うかね。
そうすることで、表現するのがラクになる。
たとえば。。大好きなヴォーカリストの彼女のように、
パワフルに。もしくは、優しく語るように。
行きたい場所・なりたい自分。
常に思い描いて、歩いていたい。
そのほうが絶対近道だと思うから。
そのためにはまず、各自がお手本を探さなくちゃ。
何が好きで嫌いか、分別するだけでも役に立つ。
実はアカペラーの多くが崇拝する「トライトーン」未体験の私。
早速探して聴いてみたい。
人と同じことをやるのにも抵抗はあるけど・・・（笑）
ウチのカラー、長所、伸ばすべき所、改める所。
ウチらしく、アカペラをやっていく。
そこを向いてます、今の私。
