実母が帰って行った。
居てもらった方が、何かとありがたかった。
二人より三人の方が、バランスが取れていた。
そしてその夜から…
なぜか義母が、とても良い人になった!!
「るかさんに迷惑ばかりかけて…。」と言ってみたり
夕飯の手抜きの焼きそばを
「焼きそばも、いいよ。」と言ってくれたり
荷物を出しに行くと言った夕方、
「何かしておくことある?」と言うので
(いつもの、どうせやらないやつ!)と思って
ありがとうございます。
何をしてくれますか?と茶化したら
「私に出来ること、なんでも。」と言って
キッチンで洗いかごの食器を拭きだしたので
ああ、いいですよ、やらなくて…と言ったのに
「ここだけ、拭いておくから。」と
手伝ってくれた。
そして、帰って来てみると
洗濯が畳んであった!
…洗濯物は、畳み方が決まっているので
自分でやりたい人。
ありがたいけど、内心
あーあ、よかったのに〜…なんて思っていた。
(ごめんなさい)
どうしたんだろう〜
実母が編み物をしていたので、
義母も、ついに、始めてしまった。
しかも棒針編み。(いつもはかぎ針)
しかも今回は,本を見て
自分でデザインを選んだ!
(今までは決めきれなくて
私がそこからお膳立てしてあげていた)
その、「棒針編みのセーター」が、大変💦
何度も模様を間違えて、
その都度、私がまとめて直してあげるのだが…
編み物をやる人にはわかると思うけど、
かぎ針編みなら、一筆書きのように
スルスルと間違えた場所まで解けば済むが
棒針編みはそうは行かない。
(逆に、間違えた場所まで解かなくても
編み目を操作すれば直せるので
仕上がりまでの道のりが遠のくことはない)
しかも「掛け目」と「二目一度」を
ほぼ全て間違えてるから
直してあげる、と言ったって複雑だ。
(私だから直せるけど、普通は無理だよ)
その苦労を思いやってくれたってことかな?
とにかく、義母が優しくなった。
もちろん、私も優しくなれる。
こういう人なら、
いつまでだって一緒に暮らせそう。
私の心は平和そのもの〜
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