「いい母プレッシャー」
母親の誰もが、日常的に感じるキモチだけれど
「いい母プレッシャー」ってヒトコトにくくれない、
いろいろなケースが登場。
悩み、は人それぞれだけれど
私、思うの！
ココに出てきた、すべての人に言いたい。
「好きなコト」を持ちましょう！
・・・コレをつい、口にしてしまう時、いつも考えるのは
「アナタは好きなコトが多いから簡単に言うけれど
何が好きかわからないのよ！」という
世の中に思いのほか多い人たちのこと・・・。
でもね、「好きなコト」っていうのは、「自称」なので
自分がそういえばそうなる、んだよ。
何かひとつくらい、やっててウキウキすることが
あるはずだと思う。
うちのお隣のおばーちゃん（・・・おばさん？）と
先日二回目のお茶のみをして
ご近所が静かで友達も出来ないって話から
「仕事しなきゃ～とは思うんですけど・・」というと
「そんな、あなた、家のことだってちゃんとやったら忙しいわよ。
ホラ、るかさんはこうやってお漬物とかいろいろマメに作ってるし
お客様も多いし、大変よ～」とすかさず加勢してくれて・・・
私は仕事が好きではないし怠け者なので
勤めに出る気はほとんどない、のが実情だけど（おい）
「いい母プレッシャー」の一例にもあったように
「仕事をして、家事をして、子育てもしている人」と接する時
「自分なんて・・・」と卑下するキモチ、がいつもザワザワした。
（でも、これもワタシが選んで手に入れた人生なので！と
開き直ったけどね）
こっちに来て、夫の親戚と会う機会が増え
その人たちの会話の中で、
夫のいとこの奥さん、がずっと専業主婦だったことを指して
「私なんか仕事してたから～ずっと家にいてもすることないし
いられないよ！あの人もまあ、かわいそうだよね～」とか
言うのを聞くと
「あ～、ワタシもそう思われてるワケか～
その人もきっと、別にかわいそうじゃないと思うケド～」
と苦笑しちゃう。
（前に、朝６時から部屋に掃除機をかけている義母に
「ゆっくりでいいんですよ」と言ったら
「ずっと勤めてたからね、
さっさと終わらせて出かける癖がついてるのね」と言われ
（義母は定年近くまで小学校の教員をしていた）
何気ないコトなのに、専業主婦ですみません～って思った）
そう、とにかくその、隣のおばーちゃんが
「私ね、掃除が好きなの
忙しいよ、１１時くらいまでかかっちゃうのよ～」
というのを聞いて
ああ、この人は家事が好きなんだ～、
ステキだなあ、って思った。
（その割にはゴチャっと感のあるお部屋・・・
ひとそれぞれコダワリどころが違う）
お買い物も大好きで、
自転車で？？っていう場所まで
安売りの火曜と木曜はお買い物に行ってるし
お料理も、仕方なくてやってるだけよーって言いながら
家族のために作って、食べてもらうことに
やりがいを感じてるのがすごく伝わってくる。
そして・・・趣味は特にない、と。
「いいねえ、いろいろ好きなことがあって」と言われたけど
この方は、自分の生活に満足して、充実してるので
きっとこれが「好きなコト」なんだろうと思う。
たった今「アサイチ」が終わって
「私の両親は好きな事を沢山やっています。
好きな事をして楽しんでる母を見ると元気が出ます」
という高校生の投稿が紹介され
「ほーら、ね・・・・」と
ちょっと、結論の先を越された気分になりつつも
うれしかった。
「母の、輝いてる背中、見せたやろ？」と
子供たちに冗談言いながら過去を振り返る。
「好きなコト」にはつい、全力投球してきたけれど
本当にこれでよかったのかなんて、誰にもわからない。
「好きなコト」をしてる時、人は一番輝いてる。
そんな大人たちの姿を子供に見せれば
大人になることが楽しみになると思うし
自分も好きなコトをしていいんだ、やりたい、
そのためにはまず、嫌なことでも終わらせなきゃな・・・と
思える人に育ってくれたらありがたい。
みんな、自分を卑下することないんだよ。
私の生き方はこうですけど、何か？と
堂々と言っていい。
自分の評価、は天の神様がしてくれる。
私に特定の信仰はないけれど、
お天道様に胸を張れるかどうか、が私の判断。
まわりの人がどうか、はまた別の問題。
（・・・・・先日の↓絆を取り持つオシゴト、がらみで思ったことアリ。
いつぞやに続く。）
