肉体や心に対する執着が恐れの源です。
ただ愛だけがその執着を絶ち切ることができるのです。
愛には神の力が宿っています。
これが自分だと思っているもの、つまり肉体や心が失われるのではないのか?という死の恐れは、まさに肉体や心に対する執着が生み出しています。
死んで肉体や心が滅びるとそれに対する執着も自動的に消滅します。
死んで、静寂や平安や至福に満たされて、この世での苦闘が終わったことを悟るのです。
ジーヴァムムクタ(生前解脱者)とは、その死後の安らぎを生きたまま経験している人のことです。
人は至福を求めて修行をしますが解脱に至る最後の一歩を踏み出すことができるのは、神の恩寵を与えられた場合のみです。
愛は如何なる報酬も求めません。
愛に対する報酬は愛のみです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます