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主語と動詞がわかりにくい文【第663回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

自分の巣を作るために、鳥がキツネの毛を盗んでいます。
「主語と動詞がわかりにくい文」について、「The New York Times」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 主語と動詞がわかりにくい文

▷今日の例文

 例▷ Scientists watching YouTube videos of birds stealing tufts of hair from living mammals, including humans, have dubbed the phenomenon “kleptorichy.”

 訳例▷ 人間を含む生きた哺乳類から毛の束を盗む鳥のYouTube動画を見た科学者たちが、この現象を「kleptorichy」と名付けました。



▷解説

 英文の構造を正しく把握するためには、その文の「主語」とその主語に対応するメインの「動詞」を見つけることがもっとも大事です。
 特に修飾語句がたくさんある場合は、どこまでが主語なのかがわかりにくくなったりします。
 
 「今日の例文」の場合、主語は「Scientists watching YouTube videos of birds stealing tufts of hair from living mammals」という長い部分です。形容詞的用法で使われている2つの現在分詞「watching」と「stealing」で説明が長くなっていることにより、主語が長くなっています。
 そしてこの主語に対応するのが「have dubbed」です。

 ちなみに「カンマ(,)」で囲われている「, including humans,」(人間を含め)は、挿入による補足的説明です。
 「including」は「〜を含む」という前置詞です。

ちなみに別のサイトで毛を盗む、その毛をヒナのために、巣に利用している様子が見られます。「XposeTrophyKilling」より

▷その他の単語

 scientist: 科学者
 steal: 盗む
 tuft: (髪・羽毛・糸・草などの)ふさ、ふさふさした束
 mammal: 哺乳類
 including: 〜を含む
 human: 人間
 dub: 〜に〜という名[あだ名]を付ける、〜を〜と呼ぶ
 phenomenon: 現象

▷今日の例文は「The New York Time」から
Scientists watching YouTube videos of birds stealing tufts of hair from living mammals, including humans, have dubbed the phenomenon “kleptorichy.”



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