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現在分詞の形容詞的用法【第888回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ロープ下りの途中のロープにナマケモノがいました。
どいてくれるのに15分かかったようです。
「現在分詞の形容詞的用法」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 現在分詞の形容詞的用法

▷今日の例文

 英文▷ A child zooming on a zip-line through a rainforest in La Fortuna, Costa Rica collided into a slow-moving sloth clinging to the cable.

 訳例▷ コスタリカのラ・フォルトゥナの熱帯雨林を通り抜けるジップラインを猛スピードで降りていた子供がケーブルにしがみついているスローな動きのナマケモノに衝突しました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 現在分詞(動詞ing)には、名詞を修飾(説明)する使い方があります。「現在分詞の形容詞的用法」と呼ばれます。
 意味は、「〜している〜」「〜していた〜」となります。
 現在分詞がそれ一語で名詞を修飾する場合は、普通は名詞の前に置き、現在分詞が他の語を伴う場合は、名詞の後ろに置きます。

 「今日の例文」には、「zooming」と「clinging」という現在分詞があります。
 いずれも他の語と組み合わさって直前の名詞を後ろから修飾しています。 
 
 「zooming on a zip-line through a rainforest in La Fortuna, Costa Rica」が「A child」を修飾しています。
 「clinging to the cable」が「a slow-moving sloth」を修飾しています。

 なお、「slow-moving(鈍い、のろい)」も「-ing」がついていますが、形容詞として扱っている辞書が一般的なようです。

▷その他の単語

 zoom: 猛スピードで進む、疾走する 
 zip-line: ジップライン ※終点の方が低くなるように空中にワイヤロープを張り、人が滑車でぶら下がって移動できるようにした設備   
 rainforest: 熱帯雨林
 collide: 互いに衝突する
 slow-moving ゆっくり[のろのろ]進む[動く]、速度の遅い、動き[動作・売れ行き]の遅い[鈍い・緩慢な]
 sloth: ナマケモノ 
 cling: しがみつく、すがりつく、からみつく
 cable: ケーブル

▷今日の例文は「The Sun」から
Child Runs Into Sloth While Zip Lining Through Costa Rican Rainforest

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