「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

「hope+文」と「wish+文」の違い【第983回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 24 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

車が来ると道路から飛び出して車を止める横断歩道があります。
「「hope+文」と「wish+文」の違い」について、「Tansu YEĞEN」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「hope+文」と「wish+文」の違い

▷今日の例文

 英文▷  I wish all crosswalks were like this….

 訳例▷ すべての横断歩道がこういうふうになっているといいんですけど……。


▷実際のニュース映像はTansu YEĞEN

▷解説

 「hope+文」と「wish+文」は似ている感じがしますが、基本的な役割が違います。
 
 「hope+文」はまだ知らないことについて希望を述べる場合に使います。
 例▷ I hope she comes today.(今日彼女が来るといいなあ。)

 「hope」の後に来る文は未来のことであっても現在形で書かれることが普通です。
 ただし「will」を入れた未来形を使う人もいます。
 
 一方、「wish+文」はある知っている事実についてその反対のことを望む気持ちを表す場合に使います。

 「wish」の後に来る文は「仮定法」を使います。
 例▷ I wish she came today.(今日彼女が来たらよかったのに。)
 この場合は実際は彼女は来ていないことになります。

 「今日の例文」では「wish」が使われています。
 「wish」の後では「all crosswalks were」と過去形が使われており、「仮定法過去」の形になっています。

 「〜であればいいのに(実際はできない)」という意味になります。

 なお上の解説は、「hope」と「wish」の後に文が来る場合です。
 その他の場合は使い方が変わってきます。
 例えば、「I wish you a Merry Christmas!」は、「wish」の後に文ではなく「you」と「a Merry Christmas」という2つの名詞が並んでいる形です。この場合は仮定法とはまったく関係なく、「あなたに良いクリスマスが訪れますように。」という意味になります。

▷その他の単語

 crosswalk: ⦅米⦆横断歩道(⦅英⦆(pedestrian) crossing)

▷今日の例文は「Tansu YEĞEN」から
I wish all crosswalks were like this….

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「使い方」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事