こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!
194メートルのコンテナ船が2014年香港で座礁しました。
「過去のことを表す「have+過去分詞」について、「The Sun」をもとに解説します。
▷今日のテーマ
過去のことを表す「have+過去分詞」
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!
194メートルのコンテナ船が2014年香港で座礁しました。
「過去のことを表す「have+過去分詞」について、「The Sun」をもとに解説します。
▷今日のテーマ
過去のことを表す「have+過去分詞」
▷今日の例文
例▷ It was caused by the ship having been pushed ashore by strong monsoon winds after an engine failure.
訳例▷ それ(座礁)はエンジントラブルの後にモンスーンの強い風によって岸に押し戻された船によって起きました。
▷実際のニュース映像はThe Sun
▷解説
「have+過去分詞」の形は現在完了形で使われるのが基本ですが、その他に、古い出来事を表したい場合にも使います。
主に以下の5通りの使い方があります。
①助動詞の後に続く場合
例▷ He may be sick.(彼は病気かもしれない。)
He may have been sick.(彼は病気だったかもしれない。)
②不定詞として使う場合(これは完了不定詞と呼ばれる場合もあります)
例▷ She seems to have a cold.(彼女は風邪をひいているように見える。)
She seems to have had a cold.(彼女は風邪をひいていたように見える。)
③分詞構文として使う場合
例▷ Working so long, he must be tired.(長時間働いているので、彼は疲れているに違いない。)
Having worked until at night, he must be tired.(真夜中まで働いたので、彼は疲れているに違いない。)
過去分詞で始まる分詞構文の時制を古くした場合は「having been 過去分詞」の形になります。
例▷ Having been raised in different countries, I can speak three languages.(色々な国で育ったので、3カ国語が話せます。)
ただし、文脈上必要性が少ない場合は「Having been」は省略されることが多いです。
④現在分詞・過去分詞の形容詞的用法の場合
・現在分詞の場合
例▷ The student studying in the library is my daughter.(図書館で勉強している生徒は私の娘です。)
The student having studied in the library is my daughter.(図書館で勉強していた生徒は私の娘です。)
・過去分詞の場合
例▷ I met a man called Prince.(私はプリンスと呼ばれる男に会った。)
I met a man having been called Prince before.(私はかつてプリンスと呼ばれた男に会った。)
過去分詞の場合は「having been 過去分詞」の形になります。
⑤動名詞の場合
例▷ We are talking about buying the house.(私達はその家を買うことについて話しています。)
We are talking about having bought the house.(私達はその家を買ったことについて話しています。)
「今日の例文」では④の「現在分詞・過去分詞の形容詞的用法の場合」が使われています。
▷その他の単語
cause: 〜を引き起こす
push: 押す
ashore: 岸に、岸へ
monsoon: モンスーン
engine failure: エンスト、エンジン故障
▷今日の例文は「The Sun」から
Container Ship Runs Aground Off Hong Kong