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関係代名詞の非制限用法【第840回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

コロンビアに上下逆さまの家が登場して観光客に大人気です。
「関係代名詞の非制限用法」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の非制限用法

▷今日の例文

 例▷ The house is built with a tilt of five degree to the left and back, which compounds the sense of illusion.

 訳例▷ その家は左側と後ろ側に5度傾けて建てられています。このことが錯覚をより複雑にしています。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 関係代名詞が作る関係代名詞節は、直前の部分を説明する役割があります。
 そして関係代名詞に説明される部分を「先行詞」と呼びます。
 先行詞は名詞や名詞句の場合が多いです。

 例▷ I have a brother, who is a doctor. 
    (私には兄がいて彼は医者です。)

 この場合は、関係代名詞の「who」が説明する先行詞は「a brother」です。
 
 加えて先行詞が「文全体の内容」の場合もあります。
 「今日の例文」がその例です。
 後半の「which compounds the sense of illusion」(このことが錯覚をより複雑にしています)の「which」(このこと)は、前半の「The house is built with a tilt of five degree to the left and back」(その家は左側と後ろ側に5度傾けて建てられています)部分全部を指しています。

 なお、関係代名詞の使い方には関係代名詞の前に「カンマ(,)」が入る「非制限用法」とカンマが入らない「制限用法」がありますが、今回のような文全体が先行詞となる場合では、カンマが入る「非制限用法」を使うのが普通です。
 
▷その他の単語

 tilt: 傾くこと、傾き、傾けること
 degree: 度
 compound: 〜をより複雑にする
 sense of illusion: 錯覚
 
▷今日の例文は「Now This」から
Architect Builds Upside Down House



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